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膝の内側の痛みはタナ障害

2021年09月9日

こんにちは、くめ鍼灸整骨院の竹中です。

少し涼しさを感じて急に秋めいてきましたが、急激に環境が変わると色々な怪我につながりますので特に冷えなど気を付けて過ごしましょう。

 

今回は以前に来院された中学生の膝の痛みの話です。

 

サッカーの練習中に相手の膝とこちらの膝が勢いよくぶつかってから膝の内側が痛くなって数日経っても治らないということでした。

 

検査をしていく中で特に感じられたこととして

痛みの場所は膝のお皿の内側の縁を沿うように出ている

屈伸すると異音と共に強い痛みが出る

熱感と腫れがある

ということでしたのでタナ障害を疑いました。

 

タナ障害(棚障害)とは

状態

多くは膝蓋骨(膝のお皿)の内側に痛が発生します。腫れや熱も感じられる場合があります。

椅子から立ち上がるときや階段昇降時、運動時に痛みが発生しやすく、膝の屈伸など膝を動かすと「バキッ」など異音がする。または膝に違和感や引っ掛かりがあるなどです。

 

原因

使いすぎ(オーバーユース)やぶつけるなどの外傷による炎症が原因です。

タナとよばれる軟部組織(滑膜ヒダ)が膝蓋骨(膝のお皿)と大腿骨(太ももの骨)の間に挟まれたり擦れたりすることで炎症を起こし痛みが発生するようになります。膝をぶつけるなどの怪我が起点になって発生することもあります。

膝を酷使するようなスポーツや仕事などで発症しやすいのですが、日々の普通の動きでも炎症を起こし痛みが発生する可能性もあります。

 

回復するには

まずは安静にして炎症を抑えることが重要です。ただ、炎症が治まっても競技に復帰するとまた炎症を起こして痛むということがありますので、膝にかかる負担を減らすためにも普段の体のケアが大切です。

マッサージ、全身のゆがみの矯正、ストレッチや適切なアイシングの方法、サポーター、テーピングでの補助など話し合いながら適切な治療法を一緒に考えていきましょう。
膝の痛みなどでお困りの方はくめ鍼灸整骨院までご相談ください。

 

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