スタッフブログ

五十肩を短期間で和らげるための施術方法

2025年06月5日

肩痛

こんにちは、くめ鍼灸整骨院の柔道整復師・鍼灸師の竹中です。

梅雨の季節が近づいてまいりました。気温や湿度の変化で体調を崩しやすい時期となります。なんとなく体が重い、疲れが取れにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。

体内の水分が多くなる時期でもあり、それが不調につながりますので、利尿作用のある緑茶、発汗作用が強いカレー、軽い運動や半身浴などなど、きっちりと調整して梅雨を乗り切りましょう!

 

くめ鍼灸整骨院が考える、段階に合わせた的確なアプローチ

「腕を後ろに回せない」「シャツの袖に手を通すのがつらい」「夜中に肩がうずいて眠れない」
このような症状に心当たりがある方は、もしかすると五十肩(肩関節周囲炎)かもしれません。

,肩痛

五十肩はその名のとおり、50歳前後に起こりやすい肩の症状で、関節まわりの組織が硬くなったり、炎症が起きたりすることで肩の動きが制限され、日常動作に影響が出てきます。特徴的なのは「自然に良くなる」と言われる一方で、「数か月〜1年以上続くケースがある」ということです。

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そのため、できるだけ早い段階で肩の状態を把握し、段階に合った適切な施術を受けることが、日常生活への早期復帰につながります。

くめ鍼灸整骨院では、五十肩の症状を「無理なく、短期間で和らげていく」ことを目標に施術を行っています。ここではその具体的な取り組みについてご紹介します。

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五十肩には「段階」があることをご存じですか?

五十肩は大きく3つの段階に分かれると考えられています。

  1. 炎症期(急性期):ズキズキとした痛みが強く、特に夜間に痛みが出ることが多い時期です。動かすと強く痛むため、日常生活の動作にも支障が出てきます。

  2. 拘縮期(こうしゅくき):痛みが少し落ち着いてきますが、肩の動きが悪くなり「可動域制限」が目立ってくる時期です。

  3. 回復期:痛みが徐々に和らぎ、肩の動きも少しずつ戻ってくる時期です。

くめ鍼灸整骨院では、この段階を見極めることを非常に重視しており、問診・視診・触診・可動域検査を通して、どのフェーズにあるのかを判断し、それに応じた施術を組み立てています。

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 状態に応じた施術アプローチ

◆ 炎症期:刺激を抑えた施術で痛みをやわらげていく

この時期は無理に動かすことが逆効果になる場合もあるため、「呼送法®」と呼ばれる当院オリジナル施術にて自然治癒力を引き出すサポートをし、肩まわりの筋肉に対してソフトな手技を中心に行います。さらに、「超音波療法」「微弱電療」を使用し、組織の回復をサポートしながら、痛みの軽減を目指します。

真空・呼送法のロゴマーク。

必要に応じて、日常生活で気をつけたい動きや、睡眠時の姿勢などもアドバイスいたします。

また、重要な事として、肩部の安静が勧められますが、全く動かさないと言うのはお勧めしないという事です。テーブルの上の醤油を取るなどの日常生活上での「痛みが出ない程度の動作」はするようにしましょう。

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◆ 拘縮期:可動域を広げるための段階的なリハビリ

この時期には、肩関節まわりの筋肉や関節包が硬くなっていることが多いため、可動域を少しずつ広げていくアプローチが重要です。
当院では、「動軆肢法」(関節の動きを整える施術)や、肩甲骨の動きを意識した手技療法を取り入れながら、日常動作がスムーズになるように導いていきます。

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さらに、当院では「ショックマスター(圧力波治療器)」を用いた施術を導入しています。ショックマスターは、圧力波を患部に照射することで、組織の再構成や血流の改善を促進し、痛みの軽減や可動域の改善が期待できます。特に、慢性化した拘縮や癒着に対して効果的であり、他の治療法と組み合わせることで、より早期の回復を目指すことが可能です。

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また、筋肉のバランスを整えることも重要なため、肩だけでなく、姿勢や体幹の調整のために背骨・骨盤矯正も並行して行う場合があります。

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◆ 回復期:再発予防と機能改善へ

肩関節の施術はくめ鍼灸整骨院グループのオリジナル施術です。

動きが戻り始めたタイミングで、「どのように使うか」が重要になります。
肩関節はとても複雑な構造をしているため、日常のちょっとした使い方やクセで、負担がかかりやすくなります。
くめ鍼灸整骨院では、セルフストレッチ筋力トレーニング自家矯正の指導を行い、ご自宅でも継続できるケアをサポートします。

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短期間で変化を実感していただくための3つのポイント

  1. 丁寧なカウンセリングと評価で原因を把握

  2. 状態に合わせた無理のない施術

  3. 自宅でも実践できるセルフケア指導

これらを軸に、「できる限り早く、元の生活へ戻れるように」段階的にサポートしていきます。

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最後に:早めの対処が、早期の回復につながります

五十肩は放っておいてもいつかは良くなるというイメージがあるかもしれません。
しかし実際には、痛みや動かしづらさが長引いたり、回復に年単位かかってしまったりするケースも少なくありません。

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大切なのは、早期に「今の状態がどの段階にあるのか」を見極め、そこに合わせた施術を受けることです。

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もし肩の違和感が続いていたり、日常生活に支障を感じるようであれば、お気軽に当院までご相談ください。
くめ鍼灸整骨院では、一人ひとりの状態に合わせたプランをご提案し、再び快適な毎日を送っていただけるようにお手伝いします。

お問い合わせ・予約方法

 

 

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肩こりが治らない理由と鍼灸や矯正による効果的な施術方法

2025年01月9日

肩こり男性

皆さん、こんにちは。くめ鍼灸整骨院の柔道整復師・鍼灸師の竹中です。

急激な寒さで、この時期は体調を崩しやすくなる季節でもあります。寒さが増すと、筋肉や関節に負担がかかりやすくなるため、早めのケアが大切です。日々のケアをしっかりと行ってこの寒さを乗り切りましょう!

 

さて今回は、多くの方が悩む、【肩こりが治らない理由と鍼灸や矯正による効果的な施術方法】について書いていきたいと思います。

肩こり

 

肩こりが治らない理由とは?

肩こりは多くの人が経験する症状ですが、「なかなか治らない」と感じる方も多いのではないでしょうか。その原因には以下のようなものが挙げられます。

  1. 姿勢の悪化
    長時間のデスクワークやスマホ使用により、猫背や首が前に出る「ストレートネック」の姿勢になりがちです。さらに、キーボードやマウスを触るときには両手を前に出す姿勢になっており、この姿勢は肩や首に過剰な負担をかけ、筋肉が硬直する原因になります。
  2. 血行不良
    筋肉が硬くなることで血流が悪化し、疲労物質や発痛物質が蓄積。これが痛みやだるさを引き起こします。
  3. 根本原因への施術ができていない
    一時的なマッサージや湿布で楽になっても、生活習慣や姿勢などの根本的な改善をしなければ、肩こりは再発しやすくなります。

 

肩こりの主な原因として

皆さんは、自分の頭や腕の重さを考えた事はありますか?

 

頭の重さは体重の約10%、腕の重さは体重の約6%と言われています。

例えとして、体重が60kgの方で、頭が約6kg、片方の腕が約3.6kg

思っていたよりも重い頭と腕を首と肩で支えているので不良な姿勢になる程、首や肩に負担がかかる割合が増えてしまいます。さらにPC作業とスマホの操作は長時間になりやすいことから自分で感じているよりも多くの疲労を溜め込んでしまっています。これらの原因もあり、マッサージなどで一旦楽になったとしても、すぐに疲労が蓄積して、肩こりが再発しやすくなります。

 

 

 

鍼灸施術と骨格矯正で肩こりを解消する効果的なアプローチ

くめ鍼灸整骨院では、肩こりの根本原因にアプローチするために、鍼灸施術と骨格矯正を取り入れています。

 

1. 筋肉の緊張を和らげる

鍼

鍼を使って硬くなった筋肉に直接アプローチすることで、血流を促進し、筋肉のこわばりを緩和することが期待できます。これにより、疲労物質が流れやすくなり、痛みやだるさが軽減されやすくなります。

 

2. 自律神経の調整

リラックスしている女性現代人はストレスや過労により、自律神経のバランスが乱れやすい傾向にあります。鍼灸治療は副交感神経を活性化し、リラックス効果を高めるため、慢性的な肩こりにも有効です。

また、ストレスはつらさを増強してしまう効果もありますので適度なストレス対策も重要になります。

 

3. 姿勢改善のサポート

当院では根本的な原因を探り、必要であれば、鍼灸治療に加えて、正しい姿勢を保つための骨格矯正を併せて行っております。

鍼灸施術、骨格矯正どちらか一方だけでも、肩こりが再発しやすくなってしまいます。併せて行う事が重要です。

 

 

 

 

デスクワークやスマホ使用が多い現代人に適した肩こり解消法

肩こりを予防・解消するには、日常生活での工夫も欠かせません。以下のポイントを意識してみましょう!

 

1. 1時間に1回、姿勢を正したり、肩を動かす習慣を

デスクワーク中やスマホ使用時には1時間ごとに姿勢を正し、肩回しや首のストレッチを行うことで、筋肉の硬直を防ぎます。ずっと良い姿勢でいるのは大変ですので、気が付いたその瞬間に姿勢を正すだけでも効果があります。

 

2. スマホの使い方を見直す

スマホを目の高さまで持ち上げ、首や肩に負担をかけない姿勢を意識しましょう。通常の下を向いてスマホを見る姿勢の首の前傾は自分で思っているよりも、首に負担がかかっていますので注意が必要です。(ちなみに、頭を前に傾けると、首には頭の重さの約3倍の力がかかると言われています。)

 

3. 適度な運動を取り入れる

ウォーキングや軽いストレッチで全身の血流を促進することが、肩こり解消に役立ちます。

軽く腕を振って歩く事で肩甲骨周辺の筋肉に動きが出て血流改善と筋肉の硬直の予防にもなります。運動後はゆっくりと湯船につかるとさらに血流改善が期待できますのでお勧めです。

 

4. ストレスケア

ストレスが肩こりを悪化させることもあります。趣味などリラックスする時間を設け、睡眠をしっかりとることが大切です。

さらに、瞑想を取り入れるのもお勧めです。寝る前の5分間くらい、何も考えない「無」になる時間を作ると、身体がリラックスしやすくなります。

 

 

 

まとめ

肩こりが治らない理由には、姿勢や生活習慣が深く関わっています。くめ鍼灸整骨院では、鍼灸と骨格矯正を通じて筋肉の緊張を和らげ、自律神経を整え、骨格矯正により根本から肩こりを改善するサポートを行っています。

「慢性的な肩こりに悩んでいる」「何を試しても効果を感じない」という方は、ぜひ一度ご相談ください!

健康なお身体を手に入れて、より快適な生活をサポートします!

 

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五十肩だと思っていたら実は

2024年07月4日

肩こり

こんにちは、くめ鍼灸整骨院の柔道整復師・鍼灸師の竹中です。

梅雨時の本格的な湿気と暑さでしんどい季節になりましたね。梅雨時の不調の原因として東洋医学では湿気の邪気によるものと考えられていて、これを【湿邪】といいます。湿邪の解消としては、利尿作用のある温かいお茶適度な運動や暑いからシャワーだけと言う方も多いと思いますが、しっかりと湯船に入って汗をかくこと湿邪解消につながりますので注意しましょう。

 

 

 

さて今回は、「1週間くらい前に急に肩が痛くなって腕を上に挙げられなくなったので五十肩になってしまったと思う。」と言われて来院された方のお話です。

 

肩こり

 

詳しく検査をしていくと、

 

◆肩の痛みがかなり強い

◆安静にしていても肩が痛む時がある

◆自力で腕を上に挙げられないが、他人に腕を上げてもらうと挙げられる

◆腕の上げ下げの途中で痛みが強くなる

◆レントゲンでは異常なしと言われた

などなど

 

腕が上がらないから五十肩だと勘違いしやすいものですが、五十肩と似た他の状態として【腱板損傷】があります。

 

 

腱板損傷って?

肩関節

肩は多方向に動く可動域のかなり広い特殊な関節なので、本来は脱臼しやすい関節になります。そこで腕が簡単に外れないように腱板と呼ばれる4つの筋肉群でしっかりと固定されています。その腱板をなんらかの原因で痛めてしまった状態を腱板損傷といいます。さらに腱板が切れてしまった状態を腱板断裂と言い、腱板が伸びてしまった腱板損傷と断裂してしまった腱板断裂と区別されます。

 

 

原因は?

肩を強打して発生する原因が分かりやすいものから、特に何もしていないのに急に発生してしまう原因不明なものまであります。原因不明なものとしては肩の酷使加齢が推測されています。

 

痛む原因をしっかりと特定するのも重要ですので、腱板損傷が疑われる場合には希望があれば提携する医師へのご紹介をさせていただいております。

 

 

 

どうしたらいい?

腱板損傷は肩の関節で炎症を起こしてしまっているので炎症を抑えることが特に重要です。炎症により痛みが痛みを呼ぶという悪循環に陥って実際よりも痛みが強くなっている可能性が高くなっています。炎症が治まれば腱板は損傷している状態だけど痛みはだいぶ楽になったと言われる方が多いです。

 

 

くめ鍼灸整骨院の施術方法

◆特殊電療(ハイボルテージ)

◆鍼灸施術

◆トルマリンホットパック

◆高濃度酸素オイル

◆呼送法というオリジナルの手技

◆全身矯正

 

炎症を抑えることが特に重要ですので、即効性の強い特殊電療であるハイボルテージと呼送法という手技にて施術させていただくと肩の痛みが軽減して自力で腕を少し挙げられるようになったと喜んでおられました。ただ、すぐに簡単に改善する状態ではないので日々のケアが重要になりますので今後も注意が必要です。

 

肩の痛みが出たら五十肩と自己判断される方が多いですが、実は腱板損傷だったと言うこともありますので自己判断せずに整骨院などで一度は相談するようにしましょう。

 

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