2022年09月15日
こんにちは!
くめ鍼灸整骨院 金剛院の仲野です。
最近は朝晩の気温が下がり、過ごしやすくなってきましたが、
日中はまだまだ暑い日が続きそうなので、熱中症には
十分に気を付けてくださいね!
さて、本日は「便秘」についてお話していきます。
便秘とは?
3日以上排便がなかったり、毎日排便があっても量が少なくて
残った感じがある状態を便秘と呼びます。
便秘は、機能性便秘と器質性便秘に分けられます。
機能性便秘
機能性便秘には、①弛緩性便秘 ②痙攣性便秘 ③直腸性便秘があります。
①弛緩性(しかんせい)便秘
大腸の蠕動(ぜんどう)運動が低下し、大腸の中に便が長くとどまり、
水分が過剰に吸収されて便が硬くなって引き起こされます。
※蠕動運動…【腸がくねくねと動いて便を運ぶ働き】
弛緩性便秘は便秘の中でも頻度が高く、高齢者や女性に多くみられます。
【症状】お腹の張り、食欲が落ちる、肌荒れ、イライラ
【原因】運動不足、水分不足、無理なダイエット
②痙攣性(けいれんせい)便秘
大腸が緊張した状態が続き、便を上手く運びだすことが出来ず引き起こされます。
【症状】コロコロとした便、下腹部痛、残便感
【原因】ストレスや環境の変化
③直腸性(ちょくちょうせい)便秘
便が直腸に達しても便意を催さず、直腸に便が停滞してしまいうまく排便が
出来なくなります。
【原因】排便を我慢する習慣
器質性便秘
大腸の炎症やがん、手術後の癒着が原因になって、小腸や大腸などの消化管に
通過障害が起こる便秘です。
血便や激しい腹痛、嘔吐があれば、すぐに病院に行ってください。
便秘解消するには?
便秘を解消するには、色々な方法があります。
食生活
食生活に偏りがある人はバランスのとれた食事を心がけましょう!
【食物繊維の多い食品】
海藻類:わかめ、寒天
野菜:ごぼう、キャベツ、白菜
果物:みかん、バナナ
いも類:こんにゃく、さつまいも
まめ類:納豆、おから などがおすすめです。
また、ヨーグルトなどの乳酸菌も摂取することで、腸内環境を整えてくれます。
運動
ウォーキングやストレッチなどで身体を動かすことで、腸の働きが良くなります。
生活習慣
便秘と睡眠は大きく関係があり、夜ふかしや、不規則な生活を
していると、体内リズムが乱れ、腸の働きが弱くなります。
規則正しい生活を送るようにしましょう。
腸内環境を整えて毎日を元気に過ごしましょう!!