2024年07月25日
こんにちは!
くめ鍼灸整骨院の鍼灸師・健康運動実践指導者の三田です。
7月があっという間に終わりますね。
これからも暑い夏が続きますので、熱中症に気を付けていきましょう。
皆さん、逆子に対してお灸をするという事はご存じでしょうか?
今回は、「逆子の灸」についてお話していきます。
逆子とは?
赤ちゃんの頭が上にある状態を「逆子」と言います。お産の時に様々な問題が発生する可能性があり、注意が必要です。
【原因】
現代でもはっきりとした原因は解明されていません。
子宮や子宮の周りの筋肉が緊張したり、ストレスがたまる事で寝返りを打つように回転してしまうと、再度回転しずらく頭が上の状態で止まってしまいます。胎児が大きくなるにつれ、回転しずらくなり逆子状態から戻る事が難しくなります。
○冷え
→直接的な原因ではないのですが、おなか周りの血行が悪くなると筋肉が緊張状態になり、子宮が縮こまるので赤ちゃんが自由に寝返りを打てなくなります。
○ストレス
→危険因子の一つです。ストレス状態が継続すると自律神経が不安定になり、血管が縮こまるので血流が悪くなります。そうなると、子宮が硬くなり逆子のリスクが上昇します。
逆子になりやすい方は、そもそも子宮や骨盤が狭い、羊水量の減少、婦人科疾患も原因と考えられております。
逆子が危険な理由は?
・早い時期に破水してしまう
・破水時に胎児より先にへその緒が出てしまう
・経腟分娩時に赤ちゃんの頭が骨盤に引っ掛かる
これらの事が起こるとリスクが高くなっていまいます。
逆子になっている人はどれくらい?
〈時期によりなりやすい確率〉
妊娠中期 40~50%
妊娠末期 3~5%
逆子は、妊婦さんにとっては分娩のリスクがあるため、副作用の少ない「逆子の灸」を早めに開始する事を当院はおすすめしております!
逆子の灸とは?
妊娠中の逆子の施術法として昔から実施されている「灸法」です。血流の流れを改善させ、子宮の筋肉の緊張をゆるめて胎動が出来るようにするもので胎位矯正を促してくれます。
【メリット】
◆直接、おなかを触ることなく施術できるので安心して受けていただく事が出来ます。
◆逆子を改善することで、帝王切開や逆子状態での分娩を回避できるので
出産時におけるリスクを下げる事が出来ます。
◆便秘・腰痛・足のつりなどにも効果が期待できます。
【デメリット】
◆お灸を行うので、やけどによる水ぶくれができる可能性があります。
(間接的に熱を伝えるお灸を使用し、注意して行いますので安心して受けていただけます。)
成功確率は?
妊娠 32週 90.2%
32~36週 63~68%
36週 22%
妊娠28週以降で‟逆子”と判断されていれば、早めに逆子の灸を開始した方が、成功確率は高くなります。
一度受けてみたいと思われた方は早めに当院へご相談ください!
当院のHP(ホームページ)にも逆子について書いておりますので下記のURLから合わせてご覧ください。
↓
https://kume-sinkyu-seikotu.com/menu/sakago/