2020年11月26日
こんにちは!
くめ鍼灸整骨院の鍼灸師、健康運動指導士の中島です。
最近は気温も下がってきて布団から出づらい時期になってきましたね!
新型コロナウイルスの影響で在宅ワークも多くなった事で肩こりや頭痛の事についてこれまでブログでお話させて頂いたのですが今回は【眼精疲労】についてお話しします!
【眼精疲労】とは?
眼精疲労とは視作業を続けることにより目が疲れて、視力の低下や、目のかすみ、頭痛、眼痛、肩こりなどを訴え、時には悪心、嘔吐を伴うような状態をいいます。
普段では疲労しない程度の作業でも目が疲れるものや、休息しても中々回復しないもの、また回復してもすぐに疲れるもので様々な状態が伴います。
【原因】は?
長時間のVDT作業
近年パソコンを扱う仕事が急増しパソコン画面を長時間見ることによる目の疲れや、度の合わないメガネ、コンタクトレンズを使う事によりピントを合わせる役割を果たす毛様体筋に負担がかかるなどが原因です。
ドライアイ
様々な要因で涙の量が減り眼球の表面(角膜や結膜)が乾燥した状態で目の乾き、異物感、かゆみ、充血などを引き起こします
注意を要するもの
原発性隅角緑内障
眼精疲労を訴えしだいに視力障害や視野の狭窄が生じる
慢性結膜炎
眼精疲労、異物感、掻痒感などがあり、特に夕方になると強く感じることが多い
うつ病、ヒステリーなどの神経性
遠近の視作業関係なく生じ、特に起床時から午前中に辛く、昼から夕方は楽であることが多い
回復するには
パソコン作業などを多くされる方は1時間に2∼3分は眼を休め、疲労を溜めないようにしましょう。また画面からの距離を十分にとる、画面への室内光の写りこみをなくすことも心がけましょう。
遠方を見ることも有効な場合があります。
蒸しタオルなどで眼を温めるのも目の周りの血行を良くし筋肉が緩むので効果的です。
また目の周りにあるツボの攅竹、太陽、後頭部にある風池をおさえることも効果的です
攅竹
太陽
風池
近年パソコンを使う仕事やスマホの普及などで眼を酷使する事が増えているのでしっかりとしたケアが必要になります
何かお身体に不調が出ましたらぜひお越しください
参考文献
書名 『新版 経絡経穴概論』
著者 『教科書執筆小委員会』
発行年 2015年2月25日
発行所 株式会社 医道の日本社会
骨盤矯正・骨格矯正