2022年02月17日
こんにちは!
くめ鍼灸整骨院の鍼灸師、健康運動指導士の中島です。
二月も半分が終わり寒さがさらに厳しくなってきましたね。
寒さで肩こりや腰痛が出やすい時期ですので忙しい日でもできるだけ湯船に浸かって身体を温めて寒さ対策をしてくださいね。
さて今回は「子どもの姿勢不良」についてお話ししていきます!
近年社会問題にもなっている子供の姿勢不良。
スマホ・ゲームが普及し、物心つく前から遊ぶほど身近なものになっています。それに伴い、子どものうちから身体の歪みを作ってしまっているお子様が急増しています。
実際、くめ鍼灸整骨院グループでも小児整体を受けに来られるお子様は多いです。
そこでお子さんの姿勢が悪くなる原因を上げていきます
姿勢が悪くなる原因
長時間のスマホ、ゲーム
長時間のスマホやゲームをすることで徐々にと身体が丸くなり猫背になってしまいます。
また長時間同じ姿勢が続くと身体に大きな負担がかかり肩こりや腰痛の原因となります。
体力の低下
コロナの影響で外に出る機会も減り学校の授業以外で体を動かす頻度が減っています。
体を動かす機会が減り家にいる時間が長くなると筋力が低下し正しい姿勢が維持できなくなります。
生活リズム
夜遅くまで起きて朝中々起きれないというお子さんはいませんか?
朝スッキリ起きれない、学校に行くまでギリギリまで寝ていると朝食欲がなく朝食を抜く方もいると思います。
そうなると脳や体がエネルギー不足となり授業に集中できない、正しい姿勢が維持できないといった弊害が出てきてしまいます。
足を組んで座る、片側に体重をかけて座る
足を組んで座ったり、ほおづえをつくなどの座り方をしていると片側に負担がかかりその部分の筋肉が硬くなってしまいます。
そうなると身体のバランスが崩れ身体の歪みに繋がってきてしまいます。
姿勢が悪くなることで起こる悪影響
呼吸が浅くなり集中力、免疫力の低下
猫背などの悪い姿勢が長い間続くと肺が圧迫されて呼吸が浅くなります。
そうなると頭や身体全体に十分な酸素が行き渡らず頭がボーっとして集中力が続かなかったり、免疫力が低下してしまいます。
身体のゆがみ
日常生活で偏った姿勢、身体の使い方をしていると身体のバランスが悪くなり肩こり、腰痛などの原因となります。
また大事な成長期に姿勢不良が続くと「側弯症」などの成長障害になる可能性もありますので正しい姿勢を心がけましょう。
消化不良
猫背や前かがみの姿勢が長時間続くと内蔵が圧迫されて胃腸の働きが悪くなり逆流性食道炎や便秘、消化不良になるリスクがあります。
予防法
ストレッチポールに乗ろう!
一日に5分程度乗ることで背筋が伸び、猫背が少し軽減されます。
ストレッチポールは市販で安く売っているのでぜひお買い求め下さい。
point
・ポールの位置は腰のあたりから
・一回につき5分程度に留める(乗りすぎるとストレッチポールが固い場合筋を痛めてしまう可能性があります。)
・首がしんどい場合は頭に枕を引きましょう
これを習慣にしきれいな姿勢を保ちましょう!
子どもの姿勢についてお困りの方はぜひご相談ください。