2022年02月10日
こんにちは!
くめ鍼灸整骨院 藤井寺院の中川です!
年が明けて一ヶ月が過ぎ、早いものですね。
今月も体調管理に気を付けていきましょう!
さて今回は【変形性股関節症】についてお話していこうと思います。
もし、ご自身あるいは、周囲の方で心当たりがあれば一度お読み下さい。
テレビなどでよく耳にする症状の一つですが、皆さんは変形性股関節ってご存知ですか?
変形性股関節症とはどのようなもの?
股関節にある軟骨(クッション材)などが、加齢(老化)や先天的な原因により擦り減り、痛みや機能障害を起こします。
また、長時間の立ち仕事や重量物作業などの職業や、肥満が発症の原因になるとも言われています。
近年では高齢化が進み、明らかな原因となるものがなくても年齢とともに股関節の軟骨が傷んで発症する方が増えているとも言われています。
変形性股関節の症状
●長時間歩く事がツラくなった
●股関節の動きが悪い
●お尻や太ももが痛む
●立ち上がる時や歩き始めの時に、股関節部分が痛む
●しゃがんでいる姿勢から立ち上がる事が出来ない
●靴下を履く動作など、前かがみになると股関節が痛む
●車などの乗り降りの際、手すりや杖などが必要
●左右の足の長さが異なってきた
主な原因
1.産まれつき骨に異常がある
股関節の骨盤側にくぼんでいる『臼蓋』という部分の発育が不十分な為、関節を正常に動かせ
なくなります。
これが【臼蓋形成不全】と言います。
※臼蓋形成不全が全て変形性股関節になるとは限りません
2.股関節に継続的過度な負担がかかっている
加齢などにより軟骨が擦り減り、少しずつ変形して炎症が起こります。
また、重労働作業や長時間の立ち仕事、不安定な姿勢での生活や作業で股関節へ負担が積み重なり変形が進む可能性が高まります。
予防方法
早期の場合では、股関節への負担を減らせば進行を遅らせる事も可能です。
負荷がかかりにくい水中ウォーキングで筋力トレーニングや、肥満気味であれば食事の見直し、杖などを使用して負担を軽減させる。
また、痛みへの防御反応で身体のバランスが崩れ、股関節へ負担がかかってきます。
当院では、トータル的にお身体のバランスを整える事が出来ます。
ひとり一人の症状に応じたアドバイスもしていますので、お気軽にご相談下さい。