2023年04月14日
こんにちは、くめ鍼灸整骨院 金剛院の竹中です。
先日、ハーフマラソンでハムを肉離れしてしまったと来院された方がおられました。
地面に足をついて走ろうとした時にハムにビリっと急に痛みが走ったと言われていました。
時間はかかりましたが、施術にて徐々に改善し違和感なく走れるようになりトレーニングを再開できるようになりました。
ハムの肉離れとは?
よく「ハムを肉離れしてしまった」など聞くことがあるかもしれませんが、肉離れが起きやすい部位としてハムがあげられます。
ハムとは正式にはハムストリングといい、太ももの裏面にある大きい筋肉のことを言います。
(ハムストリングを構成する筋肉には大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の3つがあります。)
疲労の蓄積が原因?
肉離れが起きる原因として考えられるものとして、疲労の蓄積があります。
人間の体はトレーニングなどを繰り返す事で強い負荷のかかる運動にも耐えられるようになりますが、同時に疲労物質も筋肉に溜まっていきます。放っておくと疲労物質が溜まった硬くなった筋肉は肉離れなどのケガが起こりやすくなると考えられています。さらに疲労物質を溜まりやすく解消しにくくする要因として身体の硬さもあります。身体の硬さを改善し、疲労の溜まりにくい解消されやすい状態で運動をすることが重要になります。
運動再開時に重要なテーピング
また、痛みが落ち着いてきて運動開始する時にはテーピングでの補助が重要になります。よくあることとして、痛みがほぼ無いので普通に走ったら肉離れをした同じ部位がまた痛くなったと言うことがあります。これは痛みは無くなっているが完全には治っていないということです。ですのでテーピングで補助しながら徐々に運動量や強度を増やしていく事が特に重要になります。
当院では、ケガの改善はもちろんですが、運動の再開時にもテーピング指導をさせていただき徐々に復帰していくことを重要視しています。すぐに運動を再開したい気持ちもわかりますが、急ぎすぎて再負傷をするとその分の運動再開までの時間が長くなってしまいますので注意しましょう!