2022年01月6日
こんにちは!
くめ鍼灸整骨院、金剛院の竹中です。
新年が始まりましたが、良いお正月を過ごせましたでしょうか?
久しぶりに帰省し懐かしいお顔に会われてほっとする方も多かったとは思いますが、まだまだ油断できないので今年も一年頑張っていきましょう!
先日、受付さんが血圧を測ったらいつもよりも血圧が高くて不安だと言われていました。確かに普段よりも高いと何かあるのかな?そう考えるとなんだかしんどいような気がしてきたなど不安の悪循環になりますよね。自分の血圧もなんだか気になってきてしまいました。
血圧は変動する
血圧は常に一定ではなく、寒い環境にいる時や時間帯、運動時などでも変化します。
寒い環境にいると血管が縮み血圧が上がりやすくなり、適度な運動では血管が広がるので血圧が下がりやすくなります。
時間帯としては日中になるにつれて高くなり、夜に向かうにつれて下がってくるなどの変動があります。
診察室血圧と家庭血圧とは
血圧の種類として、病院などで血圧を測るときは診察室血圧と言い、自宅などで血圧を測るときは家庭血圧と言います。病院などでは慣れない環境に緊張して血圧が高く測定されやすくなり、慣れた環境でゆったりと測れる自宅などでは血圧は低く測定されやすくなります。
血圧の正常値
血圧の正常な値としては家庭血圧で最高血圧が135mmHg未満かつ最低血圧が85mmHg未満と言われています。よく血圧の上とか下とか言いますが、最高血圧のことを上、最低血圧が下ということですね。
血圧が上がる時としては寒い環境にいる時、ストレス、喫煙、過度の飲酒などです。
血圧を測ると「今日は高い」とか「昨日は低かったのに」とかありますが、正しい測る時間としては起床時1時間以内と夜寝る前が良いとされており、測る時間を毎日同じ時間にするのが重要です。また血圧は変動のあるものですので長期的に記録をつけていくことが重要になります。
測る姿勢としては背もたれのある椅子に座って落ち着いた状態で測るように推奨されています。
なぜ高血圧は危険?
高血圧の状態が続くと動脈硬化が進行していき、血管がつまったり(脳梗塞や心筋梗塞など)、血管が破れやすく(脳出血など)なります。
高血圧自体は自覚できるものがほとんどなく測定しないと気付きにくいものなので、ある日突然に命に係わるような症状が出てしまうと言うことがあります。
色々な時間に自分でも血圧を測ってみると少しずつ変動があり、きちんと測らないといけないものだと再認識できました。皆さんも朝晩の自分で決めた時間に血圧を測り、長期で記録していき健康のバロメーターとして有効活用するようにしましょう。