2020年09月6日
こんにちは!くめ鍼灸整骨院、柔道整復師・鍼灸師の竹中です。
少しだけ暑さが緩んだように感じられるようになりましたが、まだまだ熱中症には気を付けていきましょう。
ここ最近、運動をしていて足首を捻ったと言われて来院される方が多くなってきました。
見させていただいて、よく聞く言葉としては、
「よくなると思っていたら1カ月経っても腫れが残っているし歩くと痛い」
「よくなったと思っていたけど運動すると痛みが出る」
などが多いです。
捻挫したからと言って仕事や家事や練習はしないといけないので安静にできないし、痛いけどできてしまうので我慢して仕事や家事、運動をしている方が非常に多いと感じられます。
このような理由により捻挫は思ったよりも回復しにくいやっかいなケガになります。
では、捻挫を起こしてしまったらまずは応急処置です。
捻挫の応急処置としては、ケガの応急処置であるRICE処置が非常に重要です。
RICE処置とは
R rest=安静 (負傷した箇所を安静にして休ませる)
I icing=冷却 (氷で負傷した箇所を冷やす)
C compression=圧迫 (包帯などで圧迫固定をする)
E elevation=挙上 (心臓よりも高い位置に挙上する)
それぞれの頭文字からなる処置法になります。
注意しないといけない事として、
捻挫と思っていても実際は骨折していたり、靭帯が断裂していたりする場合です。
捻挫をみてきた中でも非常に腫れが強い場合でも骨折がなかったり、ほとんど腫れがなくうっすら広範囲に腫れているとかでも骨折していたりと腫れの大小では判別しにくいので必ず整骨院か病院にかかるようにしましょう。
当院ではRICE処置を基本に手技による施術と矯正、マイクロカレントなどによる特殊な電気施術で早期回復を目指します。また、足首の固定は非常に重要で包帯やテーピング、サポーターなど種類がありますので十分に話し合って一番いい方法を取らせていただきます。
捻挫は思っているよりもよくなるのが遅いものです。自己判断は危険なので楽になってもすぐにケアを中止しないようにしましょう。