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子供が膝を痛いと言ったら?オスグッド?成長痛?

2020年11月12日

こんにちは、くめ鍼灸整骨院の竹中です。

 

急な寒さでお体の調子を崩していませんか?日中など外に出て軽めの運動でリフレッシュして体調に気を付けていきましょう!

 

先日、オスグッドシュラッター病で来院されたお子様がおられました。

 

皆さんは子供が膝のお皿の少し下のところが痛いと言ったら、「それは成長痛だからそのうち治るよ」とか聞いたことはありませんか?

オスグッド

 

成長期に起こりやすい痛みだから成長痛という点ではそうなのですが、成長痛とは区別されています。また、そのうち治るから大丈夫という事もありません。

 

 

痛む場所として多いのが、膝のお皿の少し下の出っ張った所になります。その場所の事を「脛骨粗面」と言います。

脛骨粗面には太もも前面の大きな強い筋肉(大腿四頭筋といいます)が付着しています。

日々の練習で繰り返しの負担がかかることによって脛骨粗面が太もも前面の大きな強い筋肉に引っ張られて、だんだんと炎症を起こして痛みが出るようになります。

我慢して運動していると膝のお皿の少し下にボコっとした隆起が感じられ、熱や腫れなども見られるようになり、さらに悪化すると剥離骨折へ至ることもありますので注意しなければなりません。

 

 

 

状態として、運動中や運動後の痛み、膝の曲げ伸ばしやしゃがむ動作、ジャンプする時、ボールを蹴る時などに痛みを感じやすく、痛みで競技などのパフォーマンスが下がってしまいます。練習効率も下がるのでストレスになり、ストレスでさらに悪化するという悪循環に陥りやすいです。

 

 

また、自己判断してはいけない注意点があります。
それは、オスグッド病や成長痛と似ている病気に骨肉腫というものがあります。
骨肉腫とは10代から20代の若年者に多い悪性の腫瘍の事です。かなり珍しい病気ではありますが、初期はオスグッド病や成長痛と似ていることがあり、勘違いしていると発見が遅れ、命にまで関わってきますので膝の痛みを訴えたら自分で判断せずにすぐに医療機関にかかりましょう。

 

 

 

オスグッドになる子ならない子などの違いとして感じる一つの要因としては、体の硬さです。

 

 

子供たちのストレッチの方法を確認すると効果の低い我正しいストレッチ流のストレッチをしていると感じる事が非常に多いです。

ストレッチの基本を本人と保護者の方の両方に指導させていただき、体の柔軟性の改善をはかります。

 

 

 

さらに、太ももの前面の筋肉の硬さがオスグッドを悪化させることになるので、手技にて太もも前面をゆるめることが重要です。熱や腫れがあればアイシング。マイクロカレント波や低周波、鍼灸施術により早期改善を目指します。運動時にはサポーターやテーピングをすることも重要になりますのでその指導もさせていただきます。

 

 

オスグッドやオスグッドに限らず膝の痛みで不安に思っている方は放っておかずに整骨院や病院などで一度チェックを受けましょう。そして、不安なく楽しく運動をしましょう!

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