2022年04月7日
こんにちは、くめ鍼灸整骨院 金剛院の竹中です。
4月に入り、温かい日が多くなってきて季節の移り変わりを感じやすい時ですね。そういう時には自律神経の不調が現われやすいですので健康に重要な栄養、運動、睡眠をきっちりとって過ごしましょう!
さて、今回は逆子のお灸について話していきます。
先日、お腹の赤ちゃんの頭が上に向いている逆子だと言われて来院された妊婦さんがおられました。
鍼灸整骨院になぜ逆子の方が来られるのか分からない方が大多数だと思いますが、昔から逆子にはお灸が良いと言われています。
お灸がなぜ良いのかは科学では解明されていないですが、当院でも足にあるツボの至陰と三陰交にお灸をするとお腹の中の赤ちゃんがよく動いていると驚かれる方がかなりの頻度でおられます。また、今までみさせていただいた中でも逆子と言われて来院される方にはほぼ全員に手足の強い冷えがあります。この強い冷えが逆子となんらかの関係があると考えています。
足にあるツボの至陰と三陰交は子宮に関係していると言われています。足の強い冷えで子宮と関係しているツボ周辺の気が滞りやすくなり、そこにお灸で気を補うことによりお腹の赤ちゃんが動きやすくなるのではないかと考えています。
妊娠28週目を過ぎた辺りでも逆子の場合は少しでも早くに逆子のお灸をすることをお勧めします。これは赤ちゃんが大きくなったらその分お腹の中で回れるスペースがなくなってくるためです。ただ、当院での一例ですが36週目でも38週目でもお灸を2,3回したら逆子じゃなくなったと言われる方がおられますのであきらめずにお灸を試してみることをお勧めします。