2021年01月14日
あけましておめでとうございます。くめ鍼灸整骨院の竹中です。
今年も「3密を避けよう」に変わりはないと思いますが、やれることを探しながらいつもとは違う良い1年にしていきましょう!
今回は先日に来院された80代の方のお話しです。
そんなに重くない買い物袋を持って歩いていたら、だんだんと腰が痛くなったという理由で来院されました。
通常、腰の痛みが出ると圧迫骨折も疑いますので徒手検査にて異常がないか確認しました。徒手検査では異常がなかったのですが、
◦体をまっすぐにすると痛みが強く発生する
◦背中を丸くした姿勢が楽
◦立って歩くことが困難
◦ほふく前進のように這ってなら動ける
という、圧迫骨折の症状がありましたので病院にてみてもらうことになりました。
結果は腰の少し上の圧迫骨折が起こりやすい胸腰椎移行部というところで圧迫骨折がみつかりました。手術まで必要はないとのことでしたので不幸中の幸いでした。
腰の圧迫骨折の原因で多いのは骨粗鬆症です。骨がもろくなっている所に重い物を持ち上げたり、転倒して尻もちをついて背骨に圧力や衝撃が加わって発生することが多いです。
また、今回の原因のようにそんなに重くない荷物などを持ち上げただけでも発生することもあります。
痛みの度合いも痛みはあるが普通に動ける場合やほとんど動けない場合など、かなり個人差があり自己判断は危険です。
当院ではしっかりと検査をし、徒手施術、電気施術、鍼灸、コルセット固定をさせていただき、必要であれば病院へ紹介させていただきます。少しでも腰の痛みが出たら我慢せずにすぐに専門家にみてもらいましょう。早期発見と早期の施術が重要になります。