2020年12月17日
こんにちは!
くめ鍼灸整骨院の中川です。
12月に入り、今年も半月となりましたね(><)
今年は大変な年であり、いまだコロナウイルスにも悩まされています。
さらに、インフルエンザも流行る時期となり体調にはくれぐれもお気を付けくださいね。
さて今回は寒さが厳しくなる季節と加齢で痛みが発生しやすくなる
『膝の痛み』についてお話していきたいと思います。
皆さんの中で膝が痛くなった経験はありませんか?
特に中高年から出やすくなり、年齢がいくにつれて痛む頻度も多くなる傾向にあります。
この状態を放置しておくとよく耳にする『変形性膝関節』へと変化していきます。
変形性膝関節とはどのようなものなのか?
膝関節内にあるクッションの役割である軟骨がすり減っていき、痛みが出てくる状態
です。
すり減る原因は、年齢による加齢や、運動不足から起こる筋肉量の低下が原因となります。
【初期】
軟骨がすり減り、骨と骨の間が狭くなってくる
この段階では違和感程度で気にならない程度です。
【中期】
さらに軟骨が減り、干渉している骨の部分がとげとなる(骨棘)
膝関節は滑膜に覆われています。
滑膜から関節液とゆう物質が分泌されており、軟骨のすり減りを保護する役目(潤滑油)
や、栄養補給の役割があります。
軟骨がすり減った時に出る破片が滑膜を刺激し続けた際に痛みが生じます。
この事で熱感や少し腫れた状態が見られるようになります。
【末期】
すり減った軟骨が消失し、骨と骨が衝突する事で激痛が発生
衝突が繰り返されると炎症が生じ、関節包(滑膜内)に体液が異常分泌され腫れ上がります。
この状態がいわゆる水が溜まった状態となる。
この様になってくると歩行や屈伸動作が困難となり、日常生活にも支障が出てきます。
※水が溜まっていると膝小僧(膝蓋骨)を押すとコツコツと触診できます。
●予防法
体重を適正に保つ。
そして、よく言われているのが「運動法」です。
運動と言っても痛みがある方は、椅子に座って片足ずつ膝を伸ばし止めるだけでOKです。
ただし伸ばした際に、膝小僧に力を入れる様に意識する事がポイントです!!
変形性膝関節は徐々に進行してくるので、気付けば激痛で手遅れとなる方もおられます。
痛みの緩和や、予防法のアドバイスなどお任せください。
少しでも膝に違和感や不安定感がある方は私たちにご相談ください。
いつまでも健康で歩ける身体作りをしていきましょう(^^♪