2020年12月24日
こんにちは!
くめ鍼灸整骨院の鍼灸師、健康運動指導士の中島です。
今年も残すところあと1週間となりましたね!
今年はコロナなど色々な事があり、僕個人としてはものすごく
早く感じた1年でした。
さて今回のブログなのですが、「坐骨神経痛」についてお話しようと思います。
「坐骨神経痛」とは…
坐骨神経痛とは坐骨神経の通り道である下肢から腰背部にかけての痛みをきたすもので、30~40代が最も多く、80%は腰椎椎間板ヘルニアが原因とされています。
椎間板とは中心にある髄核と周囲にある線維輪からなり、
隣接する上下の椎体間に働く力を吸収するクッション材のような役割をしています。
椎間板ヘルニアはその線維輪の一部が破れ、髄核や線維輪が脱出しそれが後方に出ると神経を刺激し痛みを引き起こします。
罹患する椎間はL4/L5、 L5/S1の2つが大部分を占めます。
その他の原因としては50~60代以降では脊柱管狭窄が原因となる事が多いです。
痛みのきっかけは様々ですが、たとえば床にある荷物を持ち上げようとして腰に強い痛みが出て、これが大腿、下腿に放散し痛みで動けなくなることがあります。
痛みは太ももの裏にあり膝裏を下がってくるぶしから足に放散します。
腰痛、下肢痛が単独または合併して起こり、一回の外傷で突然発生することは少なく、多くは日常生活やスポーツで腰痛を繰り返すことで悪化します。
検査
病院でMRI検査などで腫瘍の有無、椎間板ヘルニアがあるかのチェックをする。
またCT(コンピュータ断層撮影法)、脊髄造影検査、椎間板造影、神経根造影などもあります。
回復するには…
腰の負担となる重い物を持たない
できるだけ安静にし硬めのベッドを使用する
ホットパックなどで腰回りを温める
腹筋や背筋を鍛える
またストレッチも効果的なので前回僕が話したストレッチも
ぜひやってみて下さい!
↓腰まわりのストレッチ↓
https://kume-sinkyu-seikotu.com/blog/sutorecchidekaishoushiyou/
こちらでは鍼灸施術や、特殊電気施術のハイボルテージ、マイクロカレントなどがございますので腰や足に痛みやしびれが出た際は自己判断をせず専門家にみてもらいましょう。
坐骨神経痛は神経を刺激し炎症を起こしていますが、長引く場合などは
他の原因が隠れていることもございますので、病院でしっかりと
検査してもらうことも重要です。
その場合こちらから病院を紹介をさせて頂きますので
ご気軽にご相談下さい!