2021年11月5日
こんにちは、くめ鍼灸整骨院の竹中です。
最近はコロナも落ち着いていますが、原因が分からないので不気味ですね。
まだまだ3密を避けつつ、手洗いとうがい、マスクの徹底をして楽しめる物は楽しんでいきましょう。
今回は当院にて急増している股関節の外側の痛みについて書いていきます。
〇家族が転倒しそうになったから、とっさに支えたら痛くなった。
〇普通に外を歩いていただけなのに痛くなった。
〇椅子に座っていて立ち上がろうとしたら痛くなった
などなど
以上のように明かな原因がある物と特に原因が分からない物があります。
皆さん言われていた事として
〇痛みの場所は股関節の外側
〇あぐらで座ろうとすると痛む
〇股関節を開けない
〇歩くだけでも痛む
〇階段の上り下りが痛む
ということでした。
股関節の外側で痛みが出る場合、大腿筋膜張筋と中殿筋という二つの筋肉が炎症を起こしている可能性があります。それぞれ、大腿筋膜張筋炎と中殿筋炎といいます。
大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)は股関節の外側の少し前側にあります。
中殿筋(ちゅうでんきん)は股関節の外側の少し後ろ側にあります。
この二つの筋肉は歩行時や立っている時などに主に働き、バランスが崩れないように体を支えてくれたり、足を前方に出しやすくする筋肉になります。二本足で歩く人間にとってはとても重要な筋肉で、体重がかかりやすく常に使われて疲れやすい筋肉でもあります。
このように疲れやすい筋肉なのですが、首や肩、腰と比べてつらいからケアをしようと言うことをあまり聞いた事がなく、触ってみたら皆さんガチガチに張っている状態になっていることが非常に多いです。
さらにその状態に今の寒暖差や自分で思っているよりも冷えてしまっている体に気付かないでいると怪我をする可能性が高くなってしまうわけです。
皆さんも股関節の外側の筋肉がガチガチに張っていませんか?怪我をする前に身体のケアをしましょう!筋肉の調整や適切なストレッチの方法など指導させていただきますので、股関節の痛みなどでお困りの方はくめ鍼灸整骨院までご相談ください。