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メニエール病と鍼について

2021年07月10日

こんにちは、くめ鍼灸整骨院の鍼灸師、柔道整復師の竹中です。

 

先日、セミが鳴いているのを聞きました。長かった梅雨も終わりを感じる季節になってきました。

この季節は梅雨による疲れが体に残っている状態の方が多いですので、意識をして体のメンテナンスをしましょう!

 

 

さて、今の季節による疲れ、日々のストレスなどなど、疲れやストレスは色々な症状を引き起こしてしまう原因になるというのは皆さんもなんとなく分かっていると思いますが、先日みさせて頂いたメニエール病について書いていきます。

 

 

メニエール病とは

繰り返しの回転性のめまい、難聴、耳のつまり感、耳鳴り、吐き気、嘔吐などを引き起こす内耳の病気です。吐き気、嘔吐から食欲不振につながることもあります。

 

 

原因は?

原因は不明ですが、疲れ、ストレス、睡眠不足が関係していると言われています。

 

 

 

回復するには?

上記の疲れ、ストレス、睡眠不足に対策する事がまずは大事ですが、気の循環も大事になります。気は体中をめぐって多少の疲れ、ストレスから身体を守る役割があります。さらに気が減ると不眠にもつながってしまいます。

 

 

今回みさせていただいた方の状態として、歩いたり動くと回転性のめまいが強く発生し、気持ち悪さから吐き気が出るというのを繰り返し、外に出ることも怖くなり、それが食欲不振に繋がり顔色も青白いなどがありました。脈をみても脾と胃の異常がみられましたので、気の減少の悪循環を強く感じました。

 

 

 

気はどこで作られる?

東洋医療では気は胃で食べ物を消化して作られると考えられており、食欲不振は気が作られにくくなる原因になります。食欲不振で気が作られにくくなり、気が減ってしまうと疲れ、ストレス、不眠から身体を守れなくなる。という気の減少の悪循環がメニエール病の回復の妨げになっていると感じました。

 

施術方法は?

そこで、耳の周辺にあるめまいのツボを鍼施術にて調整するのに加えて、胃の気を作りやすくするツボも鍼施術にて数回させていただきました。すると、徐々にめまいと食欲不振の回復がみられるようになり、めまいと食欲不振からくる気の減少の悪循環から抜け出すことができたのだと本人様も感じられていました。

 

つらいのを我慢するとそれがストレスとなり徐々に悪循環になり回復しにくい環境となってしまいますので我慢せずにすぐに相談して早期回復を一緒に目指しましょう!

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