2022年07月14日
こんにちは!
くめ鍼灸整骨院 藤井寺院の中川です!
今年は7月に入る前から猛暑が続いていて、すでに疲れていませんか?
外出する際は紫外線対策と水分補給、家では最適な室温を保ち、定期的な水分補給も忘れずに!
さて今回は『更年期障害』についてお話していこうと思います。
更年期障害とは
一般的に45~55歳頃の時期を更年期といいます。
今までは更年期といえば女性の話でしたが、最近では男性の更年期も話題となっています。
この年齢になると、体内のホルモン分泌が減少する事により身体に変化が起こります。
女性では『エストロゲン』、男性では『テストステロン』という性ホルモンの減少がみられます。
更年期障害とは、これらのホルモンバランスの変化により不調が現れ、生活に支障をきたす状態のものです。
ただし、必ず更年期障害が現れるわけではありませんが、身体の変化を感じる年代でもあります。
女性の更年期障害
症状
発汗・頭痛・めまい・ほてり・のぼせ・イライラ・憂うつ・手足の冷え・不眠・動悸・肩こり・腰痛・疲労感など、様々な症状がみられますが特に、『発汗・ほてり・のぼせ』はエストロゲン欠乏と深い関係があり、更年期障害の診断材料となっています。
特徴
更年期障害の症状は、閉経の前後5年くらいの間に現れるといわれています。
閉経前に卵巣機能が徐々に低下し、卵巣から分泌されるエストロゲンが減っていきます。閉経するとホルモンの分泌がなくなります。
女性の更年期障害は、症状が急に現れる事が多いです。
男性の更年期障害
症状
発汗・ほてりなどの他、うつ・イライラ・不眠といった精神的症状が現れやすいといわれています。また、性機能の低下を伴う場合も多くあります。
特徴
男性の場合は必ずしもホルモンの減少があるわけではありません。
男性の更年期障害は、徐々に現れるのが特徴です。
気を付ける事
女性ホルモン…骨粗しょう症を防いだり、コレステロール値を下げる作用があります。
男性ホルモン…肥満・動脈硬化・糖尿病・がんの防止に関与しています。
これらの事を考えると、更年期以降は今まで以上に健康づくり意識する必要があります。
最近、『汗をかく事が増えた』『のぼせる・ほてる』『イライラする』『憂うつ感』を感じている方はもしかすると更年期の影響があるのかもしれません。
一度、病院での検査を受ける事をお勧めします。
また、当院では自律神経を整える手技や電療がありますので、気になった方は当院までご相談下さいね。