2023年11月10日
こんにちは、くめ鍼灸整骨院の柔道整復師・鍼灸師の竹中です。
この1か月くらいの間、毎日約2万歩近く歩いていたら右足の甲の外側辺りが痛くなりました。自分で検査していくと疲労骨折の起こりやすい場所での痛みだったので歩き過ぎによるものだと判断しました。自分で施術し、適切な運動量にすると無事に痛みは引いていきました。
ちょうど同じ時期にスポーツを熱心にされている中学生の足の疲労骨折をみさせて頂いていたのですが、状態が自分とほとんど同じな事もあり、痛む場所やつらさなどの気持ちがすごく良く分かる出来事でした。
そこで、今回は走るスポーツに多い、足の甲の外側の疲労骨折について書いていきます。
疲労骨折の中学生が来院
陸上部の練習で走っていたら右足の甲の外側が痛くなり、我慢して走っていたら痛みで走れなくなった。そこで病院でレントゲンとMRIを撮ってもらったら疲労骨折と言われたと言う中学生が来院されました。
詳しく検査していくと足の甲の外側に強く痛む点があり、踏み込むと軋むような強い痛みがありました。なんとしても運動会のリレーを走りたいと言うことだったので、骨折に効果があるLIPUSという電気療法をさせていただきました。
LIPUSについてはこちらをご覧ください → LIPUSとは
回復への過程
最初は歩くだけで痛みがあったのが、どんどん回復していきました。ただ、それでも何もなしの状態で走らせるわけにはいきませんのでテーピング固定の方法を指導させていただき、固定した状態で無事に運動会のリレーを走り切ることができ、痛みもほとんどなく満足に走れたと喜んでおられました。
楽しく運動をしていると痛みも忘れて夢中になってやってしまうものですが、その分きっちりと体に反動として現れてしまいます。その時には特にお身体のケアが大切になります。
ただ、運動部などの練習で無理をしてでもやらないとダメな時もあるとは思います。
どうしたらいい?
痛みがある状態でも運動をしなくてはいけない時などはテーピングやサポーターで負担を少しでも減らすことを心掛ける。
適度な休養はとても重要です。毎日の厳しい練習は反対に効率を下げることもあります。
専門家の施術でお身体のケアをする。
などなど心掛けて、痛みを我慢せず楽しく運動をできるようにしましょう!