2022年06月16日
こんにちは!
くめ鍼灸整骨院の鍼灸師、健康運動指導士の中島です。
最近くめ鍼灸整骨院では部活動でケガをして来られる学生さんが多くなっています。
ケガを予防するためには運動前のストレッチが重要になってきます。
また、ストレッチといっても様々なストレッチがあり、運動前に適したストレッチ、運動後に適したストレッチがあります。
ということで今回は動的ストレッチと静的ストレッチについてお話ししたいと思います。
動的ストレッチって?
動的ストレッチとは主にダイナミックストレッチ、バリスティックストレッチというものがあります。
主な目的は運動時のケガの防止、運動時のパフォーマンスアップなどです。
・ダイナミックストレッチ
ダイナミックストレッチとは競技に関する動作をする事で関節可動域を広げることを目的とします。分かりやすい例でいくとサッカーでよく見るブラジル体操がダイナミックストレッチにあたります
・バリスティックストレッチ
バリスティックストレッチとは反動をつけ相反神経支配を利用したストレッチです
分かりやすい例でいくとアキレス腱を反動をつけて伸ばすストレッチです。注意してほしいのがバリスティックストレッチは反動をつけて筋肉を伸ばすためケガのリスクがあります。バリスティックストレッチをする際は体温を上げ、ダイナミックストレッチで筋肉や関節の可動域を広げたうえで行いましょう
静的ストレッチって?
静的ストレッチとはスタティックストレッチともいわれ、一般的に行われることが多いストレッチです。反動をつけずに筋肉をゆっくりと伸ばした状態(約30秒程度)を維持するストレッチで、時間をかけて筋肉を伸ばすことで関節の可動域や筋肉の柔軟性をアップさせる効果があります。
運動後のクールダウンの1つとして用いられ、関節可動域のアップや疲労回復、柔軟性の向上などの効果があります。
ストレッチのポイントとして以下の6点を意識しましょう。
・リラックスした状態で行う
・反動をつけない
・目的とする筋肉を意識する
・呼吸を止めない
・心地よい程度に伸ばす
・筋肉、関節が温まった状態で行う
ストレッチは運動時のパフォーマンスアップやケガの予防など様々な効果をもたらしてくれます。しかし静的ストレッチを運動前にして、筋肉を伸ばしすぎてしまうと、ケガのリスクが高くなってしまったり、運動時のパフォーマンスが低下してしまう可能性があります。
基本的には運動前→動的ストレッチ
(ダイナミックストレッチ→バリスティックストレッチの順)
運動後→静的ストレッチで覚えておきましょう!
ケガでお困りの方はぜひくめ鍼灸整骨院にご相談ください。