2022年09月1日
こんにちは、くめ鍼灸整骨院 金剛院の竹中です。
朝など少し涼しさも感じられるようになってきましたが、日中はまだまだ暑いですので熱中症や夏風邪など引かないように気を付けていきましょう!
先日、昔に停車中に他車に追突されてケガをして困った事があったと言われている方と話している時に、「ご自分が入っている任意保険で弁護士特約をつけていましたか?」と聞くと、「いらないと思ったのでつけていなかった」と言われました。
任意保険に入っているけども、弁護士特約は付けていないと言われる方がたまにおられますが、弁護士特約を付けておくことを強くお勧めします。(弁護士特約とは弁護士に依頼または相談するときの費用を保険会社が負担してくれる自動車保険の特約の一つの事です。)
なぜかと言うと、停車中に追突された場合の過失割合の多くは特に何もなければ0対10になります。
自分に責任がない事故の場合には自分が入っている保険会社が相手保険会社と交渉できないルールがあり、自分で対応しなくてはいけなくなります。
多くの場合、弁護士さんを雇う事になると思いますが、弁護士特約に入っていないと雇うお金は自分持ちになります。事故でケガをしてつらい状態で相手の保険会社と慣れない事故の直接交渉を自分でするか、自分のお金で弁護士さんを雇って交渉してもらうかのほぼ二択になりますので、二重・三重のつらさが発生してとても困ることになります。
さらに、まれではありますが、加害者側が任意保険に入ってなかった場合などもありえます。この場合も自分で相手に対して直接交渉しなくてはなりません。弁護士特約に入っていた場合、ひとまず、自分のお金の心配をせずに弁護士さんにまかせて交渉してもらうことで、自分は治療だけに専念することができるようになります。これが弁護士特約に入っておくことを強くお勧めする理由になります。
自分の入っている保険会社の弁護士特約を使うと等級が下がってしまうのでは?
多くの保険会社ではサービスで等級が下がらずに使わせてくれることがありますので、もしものことがあったら一度確認してみましょう!(自分以外にも自分の家族が交通事故に遭った場合にも弁護士特約が使える場合があります)
そして、弁護士さんを紹介してもらうときに重要なことがあります。紹介してもらう弁護士さんは誰でもよいと言うわけではなく、交通事故の経験が豊富な方を紹介してもらうことが特に重要になります。補償額が大きく変わる可能性もありますので注意しましょう。当院では希望があれば提携している弁護士さんをご紹介させていただきますので、何かありましたらご相談ください。