2022年08月25日
こんにちは!
くめ鍼灸整骨院の鍼灸師、健康運動指導士の中島です。
暑い日が続いていますが、みなさん体調いかがでしょうか?
クーラーで涼しい家から外に出ると気温差で体調を崩される方が多いのでクーラーの温度調整には気を付けてくださいね。
ということで前回、僕のブログでは好転反応についてお話ししたのですが今回は「揉み返し」についてお話ししたいと思います。
好転反応をご覧になられていない方は先にこちらをお読みくださいね。
揉み返しについて
好転反応と似ている症状で「揉み返し」が挙げられます
揉み返しはマッサージの力が強すぎたり無理な姿勢で施術を行ったりすることで、筋肉や筋線維が損傷し、炎症することで、筋緊張が起きます。
症状として施術部位やその周辺の痛み、内出血、頭痛、吐き気などがあり、3日以上続くのが特徴です。
原因は?
ドーゼオーバー
ドーゼオーバーとは過度な刺激量(ドーゼ)のことを指します
過剰な刺激により、緩めるはずの筋肉が逆に緊張状態となり硬くなってしまったり、マッサージや整体をして軽くなるはずが重たく感じたり、調子が悪くなってしまう状態のことをいいます。
強すぎるマッサージなどで筋線維が傷つき炎症を起こしてしまいます。
また強い刺激に慣れてしまうと徐々にこれまでの刺激じゃ物足りなくなりさらに強い刺激を与えないと満足できないという悪循環になってしまいます。
筋肉の凝りすぎ
筋肉が凝り固まっている状態は血液の流れが悪く、柔軟性もなくなっています。
そこへマッサージや整体などをすると、血液の流れが急に良くなったり、少しの刺激や圧でも筋線維が傷ついてしまう可能性があります。
揉み返しの対策
強く痛みが出る場合は冷やす
揉み返しの場合、筋肉の炎症が起きているので、好転反応の対策と同じように温めたり、動かしたりすると症状が悪化してしまうため、ケガをした時と同様に痛む部位を冷やすようにしましょう。
氷のうがあればベストですがない場合は袋に氷水をいれて冷やしましょう。
1回の目安は15~30分程度です。
温めない
揉み返しの場合、筋肉の炎症が起きているので温めてしまうと血液の流れが良くなり炎症が強くなってしまうので強い痛みが続く間は温めるのはやめておきましょう。
揉み返しはケガと同じ状態のため、急性期である2~3日は温めるのを控え、それ以降は炎症が落ち着いてくるので温めるようにしましょう。
痛めた部分を伸ばさない
揉み返しで痛めている筋線維をストレッチなどで伸ばしたりするとさらに傷つけてしまうため、控えるようにしましょう
くめ鍼灸整骨院では揉み返しが起こりにくい独自の手技【呼送法】で強い指圧や押さえ付けるような事はせずにさすったりするような優しい施術で対応しますので揉み返しや、痛みのある施術、バキバキしたりするのが怖いという方はぜひご相談ください。