手根管症候群
- 手指のしびれ・痛み
- 親指が使いにくい
- ボタンがかけにくい
- 小銭が掴みにくい
- 手指の違和感
手根管症候群ってなに?
手のひらの付け根にある骨(手根骨)と靭帯(屈筋支帯)で構成されたトンネル状のものを手根管といいます。この手根管を正中神経という指を曲げる働きをする腱が通っています。
正中神経とは親指から薬指の感覚を支配しています。
親指の付け根にある筋肉が盛り上がっているところを母指球と言い、この筋肉も正中神経が命令をだしています。
何らかの原因でこの手根管の中で、正中神経が圧迫されて、親指の内側・母指球・人差し指・のシビレや痛み、手の使いにくくなりOKサインがしにくくなる事が起こることを手根管症候群といいます。
手根管症候群になる原因は?
日常生活・仕事・スポーツなどで手を酷使
パソコン(キーボード操作、マウス操作やスマホを使っている
時間が長い人に多いです。
妊娠・出産
妊娠・出産で女性ホルモンが乱れることで起こることがあります。また中高年の女性にも多く、更年期による女性ホルモンの乱れが原因と言われています。
アルコール多飲
アルコールをたくさん飲む人に多くもられます。
骨折や腱の炎症
過去に手首の骨折や腱や神経の異常をきたし、炎症などの症状がでたことがある人にも起こることがあります。
痛みやしびれを我慢していると…
痛みやしびれを我慢していると、母指球筋の筋力低下をきたし、麻痺がでてくると母指球筋が委縮し、
物を掴む・握る・つまむ動作などが出来にくくなります。
具体的に「ボタンがかけにくい」や「小銭がつまみにくい」など日常生活に支障がでてきます。
くめ鍼灸整骨院の施術方法
手根管症候群は筋力低下や腱・神経の炎症があるので、くめ鍼灸整骨院ではES-5000という特殊電気刺激機装置を当て、痛みがでているところや炎症しているところを沈めるアプローチをおこなっていきます。
さらに徒手施術は呼送法・動軆肢法といったくめ鍼灸整骨院ならではの施術で硬くなった筋肉を緩めていくことで症状を変化させ安定させていきます。