手首痛①(TFCC)
- 荷物を持った時に手首が痛い
- 手をひねると手首が痛い
- 手をつくと手首が痛い
- ドアノブを回そうとした時に手首が痛い
- 手首の小指側が痛い・腫れている
TFCC損傷とは
TFCC(三角線維軟骨複合体)は手首の小指側にあり、腱や靭帯、軟部組織によって構成されています。
TFCCの正常な状態では、手首の安定性、手首が動く時の緩衝材の役割を果たします。
このTFCCに何らかの原因で痛みが生じるものがTFCC損傷と言われるものです。
一番多い原因としては、転倒して手をついた時に発症します。
ただ、明らかなケガがなくても痛みが発生する場合もあります。
TFCC損傷の原因
TFCC損傷は、手首への強い衝撃や、繰り返しの負担によってダメージを受け発症するものです。
野球やテニスなどスポーツでの使い過ぎ、手首を酷使する仕事、加齢による変化によって症状が現れます。
TFCC損傷の症状
症状としては、手首の小指側に痛みが生じます。
手を小指側に倒す、ドアノブを回す、雑巾を絞る動作などで痛みを感じます。
症状が強い場合は安静時でも痛みを感じる事もあります。
また、手首の腫れ、可動域制限などの症状があります。
くめ鍼灸整骨院での対処法
当院では、症状の把握をする為、しっかりとした問診・検査を行います。
手首の矯正・ES-5000でのハイボルテージや立体動態波といった特殊電気治療器などを用いて疼痛緩和させ治癒力を活性化させます。
治療後にはテーピングやサポーターで患部を保護し、安定させ再発を予防しそのまま治めます。
また、最近では衝撃波治療器「ショックマスター」を用いたアプローチが注目されています。ショックマスターは、圧力波を用いて組織の修復を促し、血流を改善することで、回復をサポートする機器です。
詳しくはこちらをご覧ください → ショックマスターについて
ショックマスターによるTFCC損傷へのアプローチ
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血流の促進
衝撃波が患部TFCC(三角線維軟骨複合体)に作用することで、血流が改善し、組織の回復を助けます。TFCCは血流が乏しい組織のため、自然治癒が遅れがちになります。ショックマスターの圧力波が微細な血管の新生(血管新生)を促すことで、患部への血流が改善され、修復プロセスの活性化が期待できます。 -
組織の活性化
ショックマスターは、損傷した組織に微細な刺激を与えることで、細胞の修復機能を活性化させます。これにより、自己治癒力が向上し、回復が早まると考えられます。 -
筋緊張の軽減
TFCC損傷では、手首周囲の筋肉が過度に緊張し、痛みを増幅させることがあります。ショックマスターを用いることで筋緊張を緩和し、負担を軽減できます。
【実際の改善例】
K.S様 20代 男性
趣味で週に2~3回テニスを楽しんでいたが、ある日フォアハンドの際に右手首に鋭い痛みを感じ、その後もドアノブを回す、ペットボトルの蓋を開けるなど、日常動作でも痛みが出るようになりました。整形外科で「TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)」と診断され、しばらく安安静にしていましたが痛みの変化がなく、「くめ鍼灸整骨院」に来院されました。
初回は炎症の軽減に効果が高い、【LIPUS】という微弱超音波を使用。徐々に炎症が治まってくるのを見計らって【ショックマスター(拡散型圧力波治療)】を使用。深部組織までアプローチし、患部の血流改善と修復促進を狙いました。加えて、手関節のアライメントを整える関節矯正を実施。過度な使用で固くなっていた前腕の筋肉にもアプローチすると、時間はかかりましたが、徐々にテニスに復帰され、また楽しくテニスができるようになったと喜んでおられました。
治療しているけどずっと痛いなど、長期間の痛みでお困りの方は一度、当院までご相談下さい。初回のカウンセリングでは、痛みの原因を詳しくチェックし、最適な施術プランをご提案します。
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