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手や腕の痺れがつらく、寝られない

2023年02月3日

こんにちは、くめ鍼灸整骨院 金剛院の竹中です。

急激な寒さがやってきましたが、寒さが緩んだ辺りの方が寝違えやぎっくり腰などの怪我人が増えるということもあります。寒さが緩んだ時こそ、気を付けて冷え対策をするようにしましょう。

 

さて、今回は「寝違えて首が痛くなり痛みと同時くらいに左手と腕の痺れが出るようになった。夜も寝られないくらい非常につらい」と言われて来院された方がおられました。

 

 

詳しく、問診・検査をしていくと

 

〇首と肩がガチガチに固まっている

〇首を後ろに少し倒すと手の痺れが強くなる

〇首肩のコリが最近強くなった

〇痺れで寝つきにくく目が覚めやすい

〇横向きで体を丸くしないと痺れで寝られない

 

などなど

 

非常に強い痛みと常時の不快感がある状態でした。

 

首を後ろに少し倒して頭を下方に圧迫すると手の痺れが強くなるという事から、【頚椎ヘルニア】を疑いました。

 

頚椎ヘルニア

頚椎ヘルニアとはこちらのページにもあるように、首の骨と骨の間には椎間板という軟骨のクッションがありますが、それが外に飛び出てしまう状態の事を言います。

飛び出た一部の組織が首から手先につながる大きな神経を圧迫することによって、首・肩・腕・手のどこかに痛みや痺れを発生させてしまいます。

 

 

くめ鍼灸整骨院の施術方法

首と肩周辺を呼送法と言う手技で緩め、歪んでいた首の関節矯正をさせていただき、さらにES-5000による立体動態波という電療施術をさせていただきました。(ES-5000についてはこちらをご覧ください。)

数回施術をさせていただくと、首から手にかけての痛みや痺れが軽減し、少し痺れは残っているが日常生活に支障がなくなり、夜も普通に寝られるようになったと喜んでおられました。

 

スマホ首って?

スマホ首昔とは違い、現代ではPC作業が多く、さらにスマホを見ていることが当たり前になりました。新たなスマホ首というストレートネックの俗称となる言葉さえも出来てしまったほどです。

 

 

PC作業やスマホを見るような少し首を前に出している姿勢は首に負担をかけやすく、それが首の歪みにつながります。

 

背骨

首は正常であれば少し前側に湾曲していて、これを前弯(ぜんわん)といいます。反対に胸部は後ろに湾曲していて、これを後弯(こうわん)と言います。

 

首は前弯し、続く胸部は後弯、さらに腰部は前弯していて、首から腰までの背骨はS字が続くバネのようになっています。このS字のバネが身体全体にかかる衝撃や負荷を軽減してくれているのですが、スマホ首などのストレートネックなどになってしまうとS字の衝撃吸収機能が低下して、首や肩に負担がかかるようになってしまい、頸椎ヘルニアになる可能性が増してしまいます。

 

 

自分ではどうしたらいいかは分からないと思いますので、日常生活での姿勢維持の指導やそもそもの頸部の矯正が重要になりますのでお困りの方はすぐにでも相談してくださいね。

 

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