2025年04月3日
皆さん、こんにちは。くめ鍼灸整骨院の柔道整復師・鍼灸師の竹中です。
ここ数日は暑い日と寒い日の差が極端すぎましたので調子を崩しやすい時期になりますので、お身体に十分に気を付けてお過ごしください。
当院に来院されるスポーツを熱心にされるお子様の成長期特有の痛みに関するお話しです。
◆お子様が普段から膝が痛いや踵が痛いなど言っていませんか?
◆成長痛だから放っておいたら治ると思っていませんか?
成長期のお子さんが部活動やスポーツを頑張っていると、成長期特有の痛みを訴えることがあります。特に膝やかかとに痛みを感じることが多く、親御さんとしても心配ですよね。
今回は、成長期特有の痛みの原因や和らげる方法について、くめ鍼灸整骨院の視点から詳しくお伝えします。
成長期特有の痛みとは?
まだ身体が出来ていない成長期の時期は、徐々に運動の強度が強くなっていく時期でもあります。増大する運動の強度に体が耐えられずに痛みが発生する可能性が高くなってしまいます。特に以下のようなスポーツをしているお子さんに多く見られます。
- サッカー(ダッシュやジャンプが多い)
- バスケットボール(急なストップ&ゴー動作)
- 陸上競技(繰り返しの衝撃)
- バレーボール(ジャンプの繰り返し)
特に「オスグッド病」や「シーバー病」が有名で、これらは激しい運動により負担が蓄積することで発症します。
成長期特有の痛みを和らげる日常のポイント
1. 適切なストレッチ
運動前後にストレッチをすることで、筋肉の柔軟性を保ち、痛みの軽減につながります。特に以下の部位のストレッチが効果的です。
- 大腿四頭筋(前もも):膝の負担を軽減
- ハムストリングス(裏もも):骨盤の安定に寄与
- 下腿三頭筋(ふくらはぎ):かかとへの負担を減少
ストレッチの際は「反動をつけずに10秒くらいかけてじっくり伸ばす」「痛みを感じる手前で止める」ことを意識しましょう。
ストレッチ方法については当院にて、きっちりと指導させていただきます。
2. アイシング
運動後に痛みを感じた場合は、氷や冷却パックで冷やしましょう。方法としては以下の手順を推奨します。
- 氷やアイスパックをタオルで包む(直接肌に当てない)
- 10分以内、痛む部位に当てる
- 運動直後に冷却する
冷やしすぎると血行が悪くなるため、適度に行うことが大切です。
3. 適切な靴選び
クッション性のあるシューズを選ぶことで、膝やかかとへの衝撃を和らげることができます。特に以下の点に注意しましょう。
衝撃吸収性の高いソールを選ぶ
- かかと部分のホールド感がしっかりしているもの
- 足に合ったサイズで、靴ひもをしっかり締めて足がずれないように
- インソールは消耗品です。特に踵や足の親指の所のすり減り度合いをチェックし早めの交換を意識しましょう。
特にスポーツ用のインソールを活用すると、アーチのサポート効果も得られ、負担が軽減されます。
くめ鍼灸整骨院ならではの施術
当院では、成長期のお子さんの身体のバランスを整え、負担のかかりにくい状態へ導く施術と鍼灸や電療機器による局所施術を併せて行っています。
当院の施術内容
- 筋肉の調整:手技にて緊張した筋肉をゆるめ、痛みを軽減
- 関節の調整:動きをスムーズにし、負担を分散
- テーピング指導:正しいテーピング指導にてスポーツ時の負担を軽減
- 運動後のケア指導:セルフケアやストレッチ方法の指導
- 鍼灸施術:鍼灸にて局所や周辺の筋肉をゆるめ、痛みを軽減
- 電療施術:ショックマスターなどの最新の電療機器にて施術
身体のバランスを整える
成長期特有の痛みの予防や緩和には、全身のバランスを整えることも重要です。特定の筋肉に頼りすぎたり、姿勢が崩れたりすると、痛みの原因になります。
- 猫背の改善:背筋を伸ばし、骨盤の前傾・後傾を調整
- 骨盤のバランス調整:骨盤矯正にてバランスを整え片足に重心をかけすぎない
- コア(体幹)トレーニング:腸腰筋などの体幹の筋を鍛えて安定させる
手技や鍼灸によるケア
当院オリジナル施術の呼送法と動体肢法や鍼灸により、痛む箇所やその周辺の筋肉をゆるめ、動きをスムーズにし負担を減らす。
詳しくは以下をご覧ください。
⇒ 鍼灸について
ショックマスター(拡散型圧力波施術)
ショックマスターは、拡散型の圧力波を患部にあてることで、組織の回復力の向上から柔軟性を高め、負担を軽減する新しい施術法です。
詳しくはこちらをご覧ください。→ショックマスターについて
成長痛だから大丈夫と油断は禁物です!
成長期は一時的な痛みで終わることもありますが、油断したり無理をするとスポーツを続けられなくなることもあります。お子さんの健康的な成長をサポートするために、気になる症状があればぜひご相談ください!
お問い合わせ・予約方法
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