2026年02月5日
こんにちは、くめ鍼灸整骨院の柔道整復師・鍼灸師の竹中です。
寒さの厳しい日が続いていますが、皆さま体調など崩されていませんでしょうか。
2月は一年の中でも特に冷え込みやすく、寒さによって身体がこわばり、普段は気にならない違和感が出やすい季節でもありますのでじゅうぶんご注意ください。
ご高齢の方を中心に
「何もないところでつまずいた」
「段差がないのに転びそうになった」
というお話をよく伺います。
転倒は骨折や長期の生活制限につながることも多く、予防がとても大切です。
以前のブログでは、何気ない転倒がきっかけで手首を骨折してしまった事例についてもご紹介していますので、あわせてご覧ください。→ 骨折について
転倒予防=大腿四頭筋だけではない
転倒予防というと、
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えるとよい
という話を聞いたことがある方も多いと思います。
実際に、
-
椅子から立ち上がる
-
歩行時に膝を安定させる
といった動作において、大腿四頭筋が重要であることは多くの研究でも示されています。
ただし、それだけでは不十分なケースも少なくありません。
「何もない所で転ぶ」原因のひとつは体幹の弱り

身体のバランスを瞬間的に立て直す力が低下している可能性があります。
このとき重要になるのが、
-
お腹まわり
-
背中
-
骨盤まわり
といったアウターマッスルとインナーマッスルを併せた体幹の筋肉です。
体幹は、
-
姿勢を保つ
-
体のブレを抑える
-
つまずいた瞬間に踏ん張る
といった働きを担っています。
体幹の支えが弱くなると、足の筋力が残っていても、バランスを崩した瞬間に対応しづらくなります。
昔は「日常生活そのもの」が体幹トレーニングだった

-
家の中に段差が多い
-
道が舗装されていない
-
和式トイレや座敷での立ち座り
など、今よりも身体を自然に使う環境が多くありました。
つまずきそうな段差を越える
不安定な場所を歩く
中腰やしゃがむ動作を繰り返す
これらはすべて、無意識のうちに体幹を使う運動になっていました。
現在はバリアフリー化が進み、生活はとても便利になりましたが、
その反面、体幹を使う機会が減っている方も少なくありません。
転倒予防には「下半身+体幹」の意識が大切
転倒を防ぐためには、
-
大腿四頭筋などの下半身の筋肉
-
体を安定させる体幹の筋肉
この両方をバランスよく使えていることが重要です。
特別なトレーニングをしなくても、
姿勢や日常動作を少し意識するだけでも体幹は使われます。
「最近ふらつきやすい」
「つまずくことが増えた」
そんな方は、身体の使い方を見直すきっかけにしてみてください。
体幹の筋肉の弱りに対して、まずできる対策

「何をすればいいかわからない」
「運動はちょっと不安」
という方も多いと思います。
まず取り入れやすい対策としては、
-
無理のない範囲での軽い散歩
-
歩くときに背すじを伸ばすことを意識する
-
安全な環境でのバランス動作(手すりや壁に手を添えて)
といった、日常生活の中で体幹を使う意識が大切です。
これらの動作は、特別な道具を使わなくても、
自然に体幹の筋肉を使うきっかけになります。
ただし、無理な運動は転倒のリスクも
一方で、
体幹の筋力が低下している状態で無理に運動を行うと、
ふらつきが強くなり、かえって転倒の危険性が高まることもあります。
特に、
-
片足立ちが不安定
-
少しの動きでよろけやすい
-
運動に苦手意識がある
といった方は、
「頑張って鍛える」よりも、安全性を優先した方法を選ぶことが大切です。
自分で動かすのが難しい方への選択肢として
「体幹を使ったほうがいいのは分かっているけれど、
自分で運動するのは不安」
そのような方に向けて、
くめ鍼灸整骨院ではRela-Core®(リラコア)を取り入れています。
Rela-Core®とは?
Rela-Core®(リラコア)は、
リラックスコアマッスルトレーニングの略で、
3D-EMS(電気的筋肉刺激)を用いて横になって寝た状態で体幹の筋肉にアプローチする方法です。
寝た状態で行うため、
-
身体を大きく動かす必要がない
-
バランスを崩す心配が少ない
-
運動が苦手な方でも受けやすい
といった特徴があります。
体幹の筋肉をEMSで刺激して、もともとある筋肉を使いやすくする「きっかけ」として、
無理のない形で取り入れやすい方法のひとつです。
お問合せはこちらから
無理をせず、続けられることが大切
体幹の筋肉は、
短期間で急に変化するものではありません。
軽い散歩や、
姿勢やバランスを少し意識した動作を
無理のない範囲で続けていくことが大切です。
「転ばないために何か始めたい」
そう感じたときこそ、
安全を第一に、身体の使い方を見直してみましょう。
くめ鍼灸整骨院では、
身体の状態を確認しながら、
日常生活の中で気をつけたいポイントについてもお伝えしています。
無理のない範囲で、転倒しにくい身体づくりを一緒に考えていきましょう。












