こんにちは!
くめ鍼灸整骨院 鍼灸師・健康運動指導者の三田です。
今回のテーマは【自律神経の乱れが招く体の不調と鍼灸の相性/ストレスや不眠症への対応策】についてお話させていただきます。
2025年05月31日
くめ鍼灸整骨院 鍼灸師・健康運動指導者の三田です。
今回のテーマは【腸活~デブ菌とヤセ菌②~】についてお話させていただきます。
「デブ菌」と呼ばれる腸内細菌が増えると、体に取り込まれるエネルギー量が増えやすくなり、脂肪を溜め込みやすい体質になってしまうと言われています。では、なぜこの“デブ菌”が増えてしまうのでしょうか?主な原因を見ていきましょう。
脂っこい食事や砂糖の多いスイーツ、ジュースなどを日常的に摂っていると、デブ菌が増えやすくなります。
これらの食事は腸内環境を乱し、悪玉菌やデブ菌を優位にしてしまいます。
野菜や海藻、豆類などに含まれる食物繊維は、ヤセ菌の大好物。これが不足すると、ヤセ菌が減り、デブ菌が相対的に増えてしまいます。腸内のバランスが崩れやすくなる要因です。
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、自律神経と深く関係しています。慢性的なストレスや睡眠不足は腸内環境を悪化させ、悪玉菌やデブ菌の繁殖を助けてしまいます。
運動をすることで腸のぜん動運動が促され、腸内の善玉菌が活発になります。逆に運動不足だと腸の動きが鈍くなり、悪玉菌やデブ菌が増えやすい環境に。
抗生物質は悪い菌だけでなく、善玉菌やヤセ菌も一緒に退治しまうことがあります。その結果、腸内のバランスが崩れ、デブ菌が優位になることも。
日常的な習慣の中に、デブ菌を増やす原因が潜んでいるかもしれません。
まずは、「何を食べて、どんな生活をしているか」を見直してみましょう。腸内環境を整えることが、太りにくい体質への第一歩です。
次回【腸活~デブ菌とヤセ菌③~】です。
お楽しみに!
くめ鍼灸整骨院では、【腸活】に特化したメニューをご提案させていただいております。
ご興味がある方はお気軽にスタッフへご相談ください!
2025年05月22日
「病院では異常がないのに、なんとなく調子が悪い…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
肩こり・不眠・イライラ・だるさ――その原因は自律神経の乱れかもしれません。
今回は、鍼灸による自律神経の調整について、わかりやすく解説します。
鍼灸は、東洋医学に基づいた治療法で、経絡(けいらく)やツボ(経穴)に刺激を与え、身体のバラスを整えます。
現代では、神経・筋肉・血流への作用が科学的に研究されており、西洋医学的にもその有効性が認められています。
鍼刺激により「内因性オピオイド(痛みを抑える物質)」が分泌され、肩こり・腰痛・神経痛の改善が期待できます。
筋肉の緊張を緩め、局所の血流を促進。冷えやむくみにも効果的です。
交感神経と副交感神経のバランスを整え、不眠・ストレス・胃腸の不調などの緩和に役立ちます。
鍼灸刺激は免疫細胞を活性化し、炎症を抑えることで、病気になりにくい身体づくりをサポートします。
当院では、非常に細い滅菌済みディスポーザブル鍼を使用しています。
施術中の痛みはほとんどなく、灸も心地よい温かさに調整しており、安全・安心です。
自律神経は、交感神経(活動モード)と副交感神経(リラックスモード)からなり、呼吸・内臓・血圧・体温などを無意識にコントロールしています。
しかし、ストレス・過労・不規則な生活が続くとこのバランスが崩れ、
眠れない
疲れが取れない
動悸や胃の不調
イライラ・不安感
といった症状が現れることがあります。
鍼灸は、ツボ(経穴)を刺激して「気」の流れを整え、自律神経のバランスを回復させる治療法です。以下のツボが特に有効とされています。
神門(しんもん):手首付近。不安や緊張をやわらげ、リラックス効果。
百会(ひゃくえ):頭のてっぺん。全身の気の巡りを良くします。
足三里(あしさんり):膝の下。消化器の調整や疲労回復に効果的。
ストレス対策
合谷(ごうこく)
親指と人差し指の間。全身の緊張をほぐし、気分を安定させます。
不眠対策
安眠(あんみん)
軽く押すことで眠りを深くし、寝つきをよくします。
指の腹でやさしく押す(痛気持ちいい程度)
深呼吸しながら、吐くタイミングで刺激
3〜5秒 × 3〜5回程度。やりすぎには注意!
〈根本から整える鍼灸〉
自律神経の乱れは、放置しておくと慢性化しやすく、心身両面の不調につながります。
鍼灸は、身体の内側から整える根本的なアプローチです。
「病院では異常が見つからないけれど、つらい」
そんなときこそ、鍼灸という選択肢を考えてみてください。
お気軽に当院へご相談ください。
2025年05月15日
こんにちは!
くめ鍼灸整骨院 柔道整復師・鍼灸師の仲野です。
5月も半分が過ぎて暑くなってきましたね!!
水分補給を忘れず行うようにしてくださいね~!!
さて、今回は【「眼精疲労」を放置しないで!PCやスマホを使う人必見の鍼灸治療】についてお話していきます。
スマホやパソコンを使う時間が増えた現代。
「なんとなく目が重い」「夕方になると目がかすむ」「頭痛や肩こりがつらい」
そんな悩み、抱えていませんか?
それ、眼精疲労かもしれません。
目が疲れすぎてつらい…その症状、放っておかないで!
今や多くの人が悩まされているこの症状、実は鍼灸(しんきゅう)治療でやさしくケアできるんです。
単なる「目の疲れ」と違って、休憩や睡眠をとっても完全に回復しない目の疲労状態のことを指します。
疲れ目を放置していると、症状が慢性化し、体全体に悪影響を及ぼすこともあります。
眼精疲労は、目を酷使し続けた結果、一時的な疲れでは済まない不調が現れる状態です。
★目のかすみ、ぼやけ
★まぶたの重さ、目の奥の痛み
★ドライアイ(目の乾き)
★涙が出やすくなる
★頭痛や肩こり
★集中力の低下
★吐き気を伴うことも
特にデスクワークや長時間のスマホ操作をしている人は、無自覚のうちに目を酷使しています。
「ただの疲れ」と見逃しがちですが、上記のような症状が続く場合は注意が必要です。
眼精疲労の背景には、いくつかの要因があります。
スマホ・PCを長時間見ることで、まばたきの回数が減り、目が乾燥しやすくなります。さらに、ブルーライトの刺激が目に負担をかけています。
視力に合わないレンズは、ピントを合わせようと目が無理をし、知らず知らずのうちに疲れを溜めてしまいます。
心の疲れが目の疲れにも影響します。ストレスで自律神経が乱れると、血流が悪化し、目の筋肉がこわばる原因に。
デスクワーク中の姿勢が悪いと、首・肩・目に余計な負担がかかります。結果、肩こりや頭痛、眼精疲労を引き起こします。
鍼灸治療は、「気・血・水(きけつすい)」の巡りを整える東洋医学的アプローチ。
目の周りのツボや、首・肩のコリを和らげることで、体の内側から眼精疲労を和らげることができます。
■晴明(せいめい):目頭付近にあるツボ。視界がクリアに。
■攅竹(さんちく):眉頭にあり、眼精疲労や眉間のこりに。
■風池(ふうち):首のうしろ、後頭部との境目あたり。血流改善に効果的。
◆即効性と持続性のあるケア
◆自律神経も整え、リラックス効果
◆眠りの質が上がるという声も多い
眼精疲労は、ただの疲れ目ではありません。
放っておくと、全身の不調にもつながり、日常生活や仕事のパフォーマンスにも影響を与えかねません。
パソコンやスマホが欠かせない今だからこそ、
“東洋医学のやさしい力”で目と体を整えてみませんか?
気になる方は、くめ鍼灸整骨院にぜひ一度相談ください!
2025年05月8日
こんにちは、くめ鍼灸整骨院の柔道整復師・鍼灸師の竹中です。
5月は春から夏への移り変わりの季節であり、夏の始まりの「初夏」の季節です。
まだまだ寒暖差が強い日々が続きますが、気温が30度に近い日も増えてきています。暑い日が増える事で熱中症も増えてきていますので水分補給など十分に注意して過ごしましょう。
さて、今回は「いつの間にか骨折」について書いて行きたいと思います。
特に高齢者や骨粗鬆症の方は、軽い荷物を持ち上げただけでも腰や背中に強い痛みが発生する「脊椎圧迫骨折」が起きることがあります。また「いつの間にか骨折」とも呼ばれ、その名の通り、気付いたら背中や腰に痛みが出ていて、検査をしたら骨折していたと言うことがあります。
これらの症状がある場合、圧迫骨折の可能性があります。 早めの対処が大切です。
いつの間にか骨折の症状はかなり個人差があり、「そんなに痛くないのに検査してもらったら骨折があった」と言われる方もおられます。
骨粗鬆症が大きな原因の一つではありますが、筋肉の弱りももう一つの原因としてあります。
骨粗鬆症が起きるような年齢になると、運動量や栄養素の摂取量も低下してきている事が多く、筋肉量も低下傾向にあります。骨粗鬆症+筋肉量の低下が合わさって「いつの間にか骨折」が起きやすい状態になってしまっています。
予防に重要な事として、運動で筋肉を刺激する事と、骨に軽度でも刺激を与える事が重要です。
一番簡単にできる事としては、ウォーキングになります。
ウォーキングがなぜ良いかと言うと、歩行時など足を衝いた時の地面からの衝撃は骨を強くする作用があります。これは生き物の骨は衝撃が来ると、その衝撃に骨が耐えようとして骨を強くしようとする働きが促進されることによります。
それなら衝撃を強くどんどん与えた方がいいのでは?と思うかもしれませんが、強すぎる衝撃は反対に身体に負担をかけて、怪我につながる可能性がありますので、ウォーキングくらいの負荷がちょうど良いと言うことになります。
今までの経験から、年配の方は非常に我慢強い方が多いと感じます。我慢して、時間が経過してから来院される方が非常に多いですので、原因不明の背中や腰の痛みが出た場合はどこかには掛かって相談するようにしましょう!
痛みの度合いはかなり個人差がありますので、くめ鍼灸整骨院では、以下のような施術を組み合わせて行っています。
これらの施術を組み合わせて、痛みやしびれの軽減、回復力の向上を目指します。
また、脊椎圧迫骨折が強く疑われる場合、メディカルチェックもお勧めしております。
その場合、提携する病院をご紹介させていただきますのでご安心ください。
圧迫骨折は放置されると、痛みが慢性化したり、歪みに繋がる可能性があります。早期に正しい施術を受けることで、回復期間を短縮し、日常生活への早期復帰が期待できます。
腰の痛みや足のしびれなどの症状がある場合は、お気軽にご相談ください。
くめ鍼灸整骨院 金剛本院