【股関節痛】について
- 股関節の痛みがある
- 足を引きずって歩く
- 歩けないぐらいの痛みがある
- あぐらがかけない
- バキッやボキッなどの音が鳴る
股関節の痛みについて
股関節が痛くて歩けない、階段の上り下りで特に痛む、
股関節の付け根が痛む、股関節から太もも前面が痛む、臀部が痛む
などなど
一言に股関節痛と言っても色々な種類があり、色々な症状があります。
主な股関節痛の種類
・股関節炎
・臼蓋形成不全
・変形性股関節症
・大腿骨頸部骨折
この各状態が疑われる場合には医師へ紹介させていただくことがあります。
股関節の構造について
股関節は寛骨臼(かんこつきゅう)と呼ばれるお椀のような所に太ももの骨が嵌まり込んだ特殊な関節になります。
骨模型の赤い矢印で示しているところが寛骨臼になります。ここに太ももの骨が嵌まり込んでいます。
一般的にこのお椀は男性は大きく、女性は小さい傾向にあります。
生まれつきお椀の部分が小さすぎたり、お椀の形がよくないと股関節に問題が生じやすくなります。
主な股関節痛
臼蓋形成不全・変形性股関節症
生まれつき股関節のお椀(上の方にある画像の赤い矢印で示した部分)の形が良くないものを臼蓋形成不全と言い、年齢を重ねると変形性股関節症へ移行することがあります。年をとって股関節が痛くて歩きにくくなる原因として多いのがこの変形性股関節症になります。
臼蓋形成不全により股関節をかばって動いていると歪みができ片方の股関節に負担がかかりやすくなります。結果、だんだんと炎症を起こし痛みが発生し、痛みがあるからさらにかばって動いて変形がだんだんと進行していく悪循環に陥ってしまいます。
大腿骨頸部骨折
よくある事例として、立っている姿勢から横向きに転倒し、股関節の横側を強打することによって衝撃で大腿骨頸部(下の画像の赤い矢印で示す青い線の所)が折れてしまう事があります。ここを骨折してしまうとギプス固定がしにくく、自然治癒の可能性が低いことからも股関節を人工関節へ置換する可能性が高くなってしまいます。大きい原因は転倒ですが、骨粗鬆症はさらにこの骨折を起こしやすくなりますのでご注意ください。
臼蓋形成不全や変形性股関節症の場合で状態が悪くない場合には経過を見ることもありますが、大腿骨頸部骨折が疑われる場合には特に早期に発見する事が重要になります。確認するにはレントゲンやMRIなどが必要になりますので、当院では大腿骨頸部骨折が疑われる場合には早期に提携する病院へ紹介させていただきますのでご安心ください。
くめ鍼灸整骨院で出来る事
臼蓋形成不全や変形性股関節症に対する当院で出来る施術方法として、患部の炎症を抑える事と治癒促進のためには血行の改善が特に重要になります。
血行改善のために手技・鍼灸施術・ハイボルテージや立体動態波などES-5000による特殊電療・骨盤の矯正などなど患者様に合わせた方法を提案させていただきます。
少しでも気になる症状がありましたら、お気軽にご相談下さい。