足根管症候群


- 足がしびれる
- 手で足首の内くるぶしあたりをトントンとたたくと、しびれる
- 歩きはじめや長時間の運動で痛みがでる
- 夜間に悪化することが多い
- かかとの感覚が鈍くなる
足根管症候群とは?その原因は?
足根管症候群とは、足首の内側にある「足根管」と呼ばれるトンネル状のスペースで、神経(脛骨神経)が圧迫されることによって起きる神経障害です。

足根管症候群の原因
足根管症候群は、以下のような足首の内側の圧迫や炎症が主な原因になりやすいです。
■外反母趾や偏平足など足の変形
■長時間の立ち仕事や歩行
■捻挫などの外傷後
■腫瘤(ガングリオンや脂肪腫など)
■糖尿病などの代謝性疾患による神経障害
足根管症候群の症状と特徴とは?
足根管症候群の症状
◆足の裏(特にかかとや土踏まず)のしびれ・チクチクするような痛み
◆夜間に悪化することが多い
◆長時間の歩行や立位で悪化
◆かかとの感覚が鈍くなる
◆症状が進行すると、筋力低下や歩行困難になることも
足根管症候群の特徴
◆手で足首の内くるぶしあたりをトントンとたたくと、しびれが再現される(ティネル徴候)
◆歩きはじめや長時間の運動で悪化する
◆足の裏の特定の部分だけに症状が集中することもある
◆一見、血行不良や筋肉痛と勘違いされやすい

足根管症候群の症状になりやすい人とは?
足根管症候群になりやすい人とは?
★扁平足や外反母趾がある人
★長時間の立ち仕事・歩行が多い職業(販売業、飲食業など)
★スポーツで足首を酷使する人(マラソン、サッカーなど)
★中高年の女性
★糖尿病・関節リウマチを持っている人

くめ鍼灸整骨院での施術方法
足根管症候群は、扁平足や外反母趾、足に負担がかかることにより痛みが誘発されます。
くめ鍼灸整骨院では、痛みがでている部分や負担がかかっているところにアプローチしていきます。
足部矯正
足首の矯正を行い、足首のバランスを整えます。
特殊電療機器(ES-5000)
足首まわりの筋肉や足底部・ふくらはぎの筋肉の硬くなっているところに特殊電気刺激機器(ES-5000)や超音波をあてて、筋肉の緊張や硬さを緩めていきます。
痛みが強い場合や症状が安定しにくい場合はLIPUS(ライプス)療法などもおすすめです。
ストレッチや筋肉のケア
硬くなった筋肉を緩めるには、ストレッチやタオルギャザーを行い、筋肉の柔軟性を高めていきます。
サポーター・インソールの使用
普段の生活では、足首のサポーターをしてもらい、足首を安定させます。
スポーツなど長時間足を使うときは、足首にテーピングをして安定させ、負担がかからないようにします。
扁平足や外反母趾がある方は、インソールや外反母趾のサポーターを活用してもらい、症状が強くでないようにしていきます。

足根管症候群は、見逃されやすいけれど放置すると生活の質を大きく下げてしまう疾患です。
「足の裏がしびれる」「歩くと足がジンジンする」などの症状がある場合は、早めに病院や整骨院に受診することが大切です。
当院でも、足根管症候群に対する手技療法・電気療法など、症状に応じた施術を行っておりますので、お気軽にご相談ください!!






