水泳肩(スイマーズショルダー)
- 腕を動かしたときに肩の前方が痛む
- 肩周りの違和感がある
- 腕を上げたときの引っかかり感がある
- 筋肉のバランスが悪くなっている
- 腕を回しにくい
水泳肩とは?
水泳肩とは、水泳中の肩の使いすぎや不適切なフォームにより、肩関節や周囲の筋肉・腱に炎症や損傷が生じる状態のことを言います。医学的には「肩峰下インピンジメント症候群」や「腱板炎」と呼ばれることもあります。
水泳は全身運動でありながら関節への負担が少ないスポーツとして知られています。しかし、そんな水泳でも特定の部位に負担がかかることで起こるケガがあります。その代表例が「水泳肩(スイマーズショルダー)」です。
水泳肩の特徴とは?
水泳肩には他の肩のケガとは異なる、特有のサインや症状があります。
1. 動作時の肩前方の痛み
特にクロールやバタフライのプル動作中に前方(肩の前側)に鋭い痛みが走るのが特徴です。
2. 徐々に悪化する慢性的な違和感
初期は「ちょっと疲れてるだけかな?」と思うような違和感が、数週間〜数ヶ月かけて徐々に悪化していきます。
3. 腕を上げたときの引っかかり感
肩を上げたり回したりする動作で「引っかかる感じ」や「ゴリゴリと音がする」ことがあります。
4. 筋肉のアンバランス
肩甲骨の動きが悪くなったり、肩の前側だけ筋肉が張って後側が弱くなるなど、筋肉のアンバランスが見られることが多いです。
水泳肩の原因とは?症状は?
水泳肩の原因
水泳肩の主な原因は、【繰り返しのオーバーヘッド動作(腕を頭上に上げる動き)】です。
★フォームの乱れ(特にフリースタイルやバタフライ)
★柔軟性不足(肩関節や肩甲骨周りの可動域制限)
★筋力のアンバランス(特にローテーターカフの筋力低下)
★過度な練習量(オーバートレーニング)
特に初心者など、知らず知らずのうちに肩へ大きな負荷をかけてしまっています。
水泳肩の症状
水泳肩の初期症状は軽度の違和感から始まり、放っておくと以下のような症状が現れます。
★肩の前方または外側の痛み
★腕を上げたときのズキッとする痛み
★水泳後や翌日の重だるさ
★可動域の低下(腕がスムーズに上がらない)
★夜間痛(寝ているときに痛む)
症状が慢性化すると、水泳そのものが困難になるケースもあるため、早めの対処が重要です。
水泳肩になりやすいのはどんな人?
★フリースタイルやバタフライをメインに泳ぐ人
★トレーニング量が多い競泳選手(特に中高生〜大学生)
★柔軟性が乏しい人(肩や胸、背中の硬さ)
★筋力バランスが悪い人(肩甲骨周囲筋が弱い)
★姿勢が悪い人(猫背・巻き肩)
特に成長期のジュニアスイマーは、筋肉や骨が未発達なこともあり、水泳肩を発症しやすいと言われています。
くめ鍼灸整骨院での施術方法
水泳肩の改善には、「その場しのぎ」の対症療法ではなく、根本的な原因を見極めたうえでの施術とケアが必要です。
特殊電療機器(ES-5000)
立体動態波療法・マイクロカレント療法・ハイボルテージ療法・LIPUS(ライプス)療法などの特殊電療機器を使い、痛みがでているところや炎症を起こしている部位に対して、アプローチしていきます。
特殊電療機器を当てることで、損傷している筋肉の早期回復を促していきます。
呼送法・動軆肢法
当院オリジナルの手技の呼送法・動軆肢法により、硬くなった筋肉や痛みのある筋肉をやわらかくしていきます。
強い刺激ではないので、痛みなく受けていただけます。
トルマリンホットパック療法
トルマリンホットパック療法は服の上から乗せるだけで温かくて、気持ちよく受けていただけます。
じんわりと温かくなるので芯まであったかくなる感覚があり、マイナスイオン特徴のリラックスできる感じがあり、微弱電流なので回復促進を促してくれて、痛みも不快感もありません。
身体が【冷える】事で起こる身体の不調を整える施術です。
少しでも肩に違和感を感じたら、ぜひくめ鍼灸整骨院にご相談ください!!
「早期対応が早期復帰への近道」です!