肩の脱臼・亜脱臼


- 寝ているときや腕を上げた拍子に、肩が外れてしまうことがある
- 肩が動かしにくく、ちょっとした動作にも不安を感じる
- 何度も脱臼をくり返していて、日常生活に支障が出ている
- 肩の痛みや違和感が続き、思いきり動かせない
- スポーツ中や転倒をきっかけに、肩を外して以来こわくて動かせない
肩の脱臼・亜脱臼とは
主な原因
脱臼したときにどうすればよい?
今すぐの対処(肩の脱臼かもしれない時)
- 入れ直そうとしない(自己整復は神経・血管損傷のリスク大!)
- 安静・固定:肘を曲げ三角巾(なければタオル)で腕を吊る
- 冷却:氷嚢や保冷剤を当てる(15–20分)
- 指先チェック:しびれ・蒼白・冷感・爪の色戻りが悪い場合 → 救急要請
- 受診先:当院で応急手当て 又は 整形外科で画像(骨折・関節唇)確認 → その後の固定管理・リハビリ・再発予防は当院でも施術可能です。
※強い変形・激痛・感覚異常がある方は救急外来へ!
当院での対応
60代男性のケース:習慣性脱臼
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 保険は使えますか?
A. 脱臼の応急処置には保険の適応が可能です。その後の施術には医師の同意が必要になります。
Q2. 保険が使えない場合はどうなりますか?
A. 自費での施術にも対応しています。肩の安定を取り戻すためのケアや、再発を防ぐためのサポートを、状態に合わせてご提案いたしますのでご安心ください。
Q3. 痛みがなくなれば通院しなくてもいいですか?
A. 痛みがなくなっても、肩の安定性が戻っていない場合があります。再発防止のためにも、リハビリやケアを最後まで続けることをおすすめします。
Q4. 手術が必要になることもありますか?
A. 関節唇などを損傷している場合、自然には治らないことがあり、手術が必要になるケースもあります。
Q5.「手術と言われたけど手術はしたくない」
A. 年齢・既往歴・再脱臼の反復頻度をしっかりと判断し、手技と3DEMSも合わせた肩周辺の筋肉での支持を増強させることで再脱臼の抑制ができる可能性があります。
Q6. スポーツはいつから再開できますか?
A. 痛みや不安定感がなくなり、肩の動きがしっかり戻ってからが目安です。焦って再開すると再発のリスクが高まるため、専門家の判断を仰ぎましょう。



肩関節は「ボールと浅い受け皿」のような仕組みになっています。






