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🌙夏の疲れを癒す、寝る前の深呼吸習慣

2025年10月15日

ハートと呼吸する男性

こんにちは!くめ鍼灸整骨院の三田です。

今回のテーマは【夏の疲れを癒す、寝る前の深呼吸習慣】です。

朝晩が少しずつ涼しくなってきた今頃、
「なんだか体が重い」「疲れが抜けない」という声をよく聞きます。

これは、夏の疲れが体の奥に残っているサイン。
強い日差し、冷房、冷たい飲み物、寝不足――
夏の間に少しずつ溜まった負担が、涼しくなってから出てくるのです。

そんな季節の変わり目におすすめなのが、
寝る前の深呼吸です。

深呼吸する猫

🌿なぜ夏の疲れに深呼吸が効くの?

夏の終わり〜秋口は、自律神経が乱れやすい時期。
暑さや冷房の刺激で、交感神経(緊張モード)が優位になりがちです。

深呼吸には、このバランスをやさしく整える力があります。

① 交感神経を鎮めてリラックスモードに
ゆっくりと息を吐くことで、副交感神経(休息の神経)が働きます。
体のスイッチが「おやすみモード」に切り替わり、全身がゆるみます。

② 血流が整い、冷えやだるさが軽くなる
深い呼吸は、酸素をしっかり体に送り届けます。
滞っていた血の巡りがスムーズになり、手足の冷えや倦怠感が和らぎます。

③ 脳の疲労をリセット
呼吸を深めると、脳にも酸素が届き、思考が静かに落ち着いていきます。
考えすぎて眠れない夜にもおすすめです。

今日からできる「おやすみ呼吸法」
  1. ベッドに仰向けに寝て、お腹に手を置きましょう。

     

  2. 鼻から4秒かけて吸う(お腹がふくらむのを感じて)

  3. 口から6〜8秒かけてゆっくり吐く(ため息のように「は〜」と)

  4. これを5〜10回ほど繰り返します。

ポイントは、吸うよりも吐く時間を長くすること。
吐く息が長くなるほど、体は深くリラックスしていきます。

🍃東洋医学から見る「呼吸」と季節の関係

東洋医学では、呼吸は“気”の巡りそのもの。
深呼吸で気血の流れを整えることは、体の内側から疲れをほどく養生法です。

また、秋は「肺」が司る季節といわれます。
肺は呼吸と深く関わり、乾燥や冷えに影響を受けやすい臓器。
寝る前の深呼吸で肺をゆるめてあげると、★季節の変わり目に起こる不調(だるさ・肩こり・眠りの浅さ)★も軽くなります。

夏の疲れは、呼吸でほどく

夏の疲れは、冷えや水分代謝の乱れ、自律神経のアンバランスなど、目に見えない形で体に残ります。
そのままにしておくと、秋の体調不良や風邪、肌荒れにつながることも。

だからこそ、寝る前の5分間に「深く息を吐く」時間を持ってみてください。

ゆっくり吐くたびに、体の中の緊張がふっとほどけて、
翌朝の体が軽く、呼吸がしやすくなるはずです。

深呼吸は、季節の疲れをやさしく流す「一日のリセットボタン」。
今日の夜から、始めてみましょう。

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