ヤセ菌を増やして、痩せ体質に!その方法とは?
ヤセ菌は、食べ物から余分なカロリーを吸収しにくくし、エネルギー代謝を高めてくれる、まさに「痩せ体質の味方」。このヤセ菌を増やすために、今日からできるシンプルな生活習慣を紹介します!
1. 食物繊維をたっぷり摂る
ヤセ菌は食物繊維をエサにして増殖します。
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海藻類(わかめ、ひじき、もずく)
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大麦(押し麦、もち麦)
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納豆、オクラ、なめこ(ネバネバ食品)
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ごぼう、にんじん、玉ねぎ
ポイント:1日20g以上の食物繊維が理想的!
2. 発酵食品を日常的に取り入れる
発酵食品には、善玉菌そのものや善玉菌の働きを助ける成分が含まれています。毎日の食事にプラスしてみてください。
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納豆
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ヨーグルト(無糖)
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キムチ、ぬか漬け、味噌、醤油(天然発酵のもの)
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甘酒(ノンアルコール・無加糖)
豆知識:腸内に届く菌の種類は食品によって異なるので、いろいろな発酵食品を日替わりで食べるのが◎
3. 組み合わせを工夫してみましょう!
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プロバイオティクス:生きた善玉菌(例:ヨーグルト、乳酸菌飲料)
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プレバイオティクス:善玉菌のエサになる成分(例:オリゴ糖、食物繊維)
この2つを一緒に摂ることで、腸内に善玉菌(ヤセ菌を含む)が根付きやすくなります。
①納豆 + キムチ
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納豆:納豆菌は腸内の善玉菌を増やす
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キムチ:乳酸菌が豊富、野菜由来の食物繊維も含む
②味噌汁 + わかめ/玉ねぎ
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味噌:発酵によって生まれる乳酸菌や酵母
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わかめ・玉ねぎ:水溶性食物繊維やフラクトオリゴ糖が豊富
〈ポイント〉味噌は火を入れすぎると菌が死んでしまうので、最後に溶き入れるのがコツ
③ぬか漬け + もち麦ごはん
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ぬか漬け:植物性乳酸菌が豊富
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もち麦:β-グルカンなどの食物繊維がヤセ菌のエサに
④甘酒(生タイプ)+ バナナ
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甘酒:発酵によってできた酵素やオリゴ糖が豊富(※加熱殺菌されていない「生甘酒」がベター)
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バナナ:イヌリンやフラクトオリゴ糖が含まれ、ヤセ菌が増えやすくなる
▶朝食やおやつにぴったり。甘酒スムージーにしても◎
⑤チーズ(ナチュラルタイプ)+ りんご
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ナチュラルチーズ:乳酸菌が生きているチーズ(プロセスチーズではなくカマンベールやモッツァレラなど)
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りんご:ペクチンという水溶性食物繊維が豊富
続けるコツは「組み合わせを楽しむこと」
腸内環境は日々の積み重ねで変わります。毎日同じものではなく、いくつか組み合わせパターンを持っておくと飽きずに続けやすいですよ!
4. 毎日決まった時間に食事をする
腸内細菌は私たちの生活リズムと連動しています。毎日同じ時間に食事を摂ることで、腸内フローラのバランスが安定し、ヤセ菌が定着しやすくなります。
5. しっかり眠る・適度に運動する
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睡眠不足 → 腸内環境の乱れ → ヤセ菌減少
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運動 → 腸のぜん動運動を促進 → ヤセ菌が活性化
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動でも、腸には良い刺激になります。
ヤセ菌を育てるには「食・動・休」のバランスがカギ!
腸内環境は一朝一夕で変わるものではありません。
毎日少しずつでも、「ヤセ菌が喜ぶ習慣」を積み重ねていくことが、痩せやすい体質への近道です。