2024年01月11日
こんにちは、くめ鍼灸整骨院の柔道整復師・鍼灸師の竹中です。
年始から3日続けて大変な災害や事故があり、年始早々ビックリする出来事でした。
地震など万が一の時には、日頃の備えが重要です。備蓄している水や缶詰などを賞味期限が来る前に食べて、また同じだけ補充するローリングストック法という方法で実際に僕も備えています。何かあった時では遅いですので日頃の備えを大切にしましょう!
さて、今回は最近、臀部の痛みを訴えて来院される方が多くおられ、痛みの原因は腰椎ヘルニアだったという出来事がありましたので、その事について書いていきます。
座っているだけでつらい
皆さん共通している事として、数か月前から数分座っているだけで臀部が痛くなって座っていられないと言うことでした。ひどい方は足にまでだるさやしびれが出たり、横になっていてもつらいと言っておられ、さらにだんだんと悪化してきていると言われていました。
皆さん年代もバラバラで、学校の授業中に座っているのがつらい、仕事で座っているのがつらいなど様々ですが、座っているだけでつらいのはつらすぎるのでなんとか少しでもつらさを軽減しないといけません。
詳しく検査していくと、徒手検査にて腰椎ヘルニアの疑いがありました。
◎ヘルニアに限らず、神経の炎症が起こっている可能性が高い場合は、炎症を抑えるようにするのが特に重要です。
炎症には電気療法や鍼灸施術
当院では、炎症に良いとされる立体動態波やハイボルテージなどの電気療法や鍼灸施術があります。
電気療法や鍼灸施術をさせていただき、呼送法という手技にて施術をさせていただくと、痛みは残存しているが座っていられる時間が長くなり、横になって寝られるようになったと喜んでおられました。
ただ、まだ痛みやしびれは残存していたので、相談させていただいた上で医師へ紹介もさせていただきました。
その後、病院での検査の結果、腰椎ヘルニアであったと教えていただきました。
他の状態は?
また、臀部に痛みが出る状態としては他に座骨神経痛があります。腰椎ヘルニアのある方には座骨神経痛が同時に出る方もおられますので、臀部が痛むから座骨神経痛だけだと自己判断はしないようにしましょう。
なぜ痛みやしびれが出る?
腰椎ヘルニアも座骨神経痛も神経の炎症が原因になります。よく家具の角などでどこかをぶつけると炎症を起こして腫れて痛むということがありますが、神経も同じように骨や椎間板などが出てきて当たったり、負担がかかりすぎると炎症を起こして痛みやしびれが発生してしまいます。
ただ、その炎症を抑えることができれば腰椎ヘルニアがあったとしても状態は改善しやすくなりますので痛みやしびれは我慢せずに早めにどこか専門機関にかかって相談するようにしましょう!