こんにちは!
くめ鍼灸整骨院 鍼灸師・健康運動指導者の三田です。
今回のテーマは【自律神経の乱れが招く体の不調と鍼灸の相性/ストレスや不眠症への対応策】についてお話させていただきます。
2025年05月22日
「病院では異常がないのに、なんとなく調子が悪い…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
肩こり・不眠・イライラ・だるさ――その原因は自律神経の乱れかもしれません。
今回は、鍼灸による自律神経の調整について、わかりやすく解説します。
鍼灸は、東洋医学に基づいた治療法で、経絡(けいらく)やツボ(経穴)に刺激を与え、身体のバラスを整えます。
現代では、神経・筋肉・血流への作用が科学的に研究されており、西洋医学的にもその有効性が認められています。
鍼刺激により「内因性オピオイド(痛みを抑える物質)」が分泌され、肩こり・腰痛・神経痛の改善が期待できます。
筋肉の緊張を緩め、局所の血流を促進。冷えやむくみにも効果的です。
交感神経と副交感神経のバランスを整え、不眠・ストレス・胃腸の不調などの緩和に役立ちます。
鍼灸刺激は免疫細胞を活性化し、炎症を抑えることで、病気になりにくい身体づくりをサポートします。
当院では、非常に細い滅菌済みディスポーザブル鍼を使用しています。
施術中の痛みはほとんどなく、灸も心地よい温かさに調整しており、安全・安心です。
自律神経は、交感神経(活動モード)と副交感神経(リラックスモード)からなり、呼吸・内臓・血圧・体温などを無意識にコントロールしています。
しかし、ストレス・過労・不規則な生活が続くとこのバランスが崩れ、
眠れない
疲れが取れない
動悸や胃の不調
イライラ・不安感
といった症状が現れることがあります。
鍼灸は、ツボ(経穴)を刺激して「気」の流れを整え、自律神経のバランスを回復させる治療法です。以下のツボが特に有効とされています。
神門(しんもん):手首付近。不安や緊張をやわらげ、リラックス効果。
百会(ひゃくえ):頭のてっぺん。全身の気の巡りを良くします。
足三里(あしさんり):膝の下。消化器の調整や疲労回復に効果的。
ストレス対策
合谷(ごうこく)
親指と人差し指の間。全身の緊張をほぐし、気分を安定させます。
不眠対策
安眠(あんみん)
軽く押すことで眠りを深くし、寝つきをよくします。
指の腹でやさしく押す(痛気持ちいい程度)
深呼吸しながら、吐くタイミングで刺激
3〜5秒 × 3〜5回程度。やりすぎには注意!
〈根本から整える鍼灸〉
自律神経の乱れは、放置しておくと慢性化しやすく、心身両面の不調につながります。
鍼灸は、身体の内側から整える根本的なアプローチです。
「病院では異常が見つからないけれど、つらい」
そんなときこそ、鍼灸という選択肢を考えてみてください。
お気軽に当院へご相談ください。
くめ鍼灸整骨院 金剛本院