2026年07月9日
こんにちは、くめ鍼灸整骨院の柔道整復師・鍼灸師の竹中です。

近畿地方も梅雨明けが間近に迫り、いよいよ本格的な夏の暑さが近づいてきましたね。
皆様、熱中症などへの対策を万全にして、どうぞ健康にお過ごしください。
さて今回は、過去に腰椎椎間板ヘルニアと診断された既往があり、ぎっくり腰のような状態で来院された患者様の症例をご紹介します。
① 患者様の背景

患者様は日頃からストレッチや腹筋運動などを行っており、積極的に身体を動かす習慣のある方です。
過去に腰椎椎間板ヘルニアと診断された既往があり、以前にもぎっくり腰で当院へ来院されたことがありました。その際、「以前ぎっくり腰になったときにここでしっかり治してもらったから、また腰を痛めて来院した」と大変嬉しいお言葉をいただき、今回再び当院を頼ってご来院くださいました。
② 来院時のお悩み・状態
トレーニング中の動作をきっかけに腰へ強い負担がかかり、その後から腰周辺の動作に違和感が出現したため、負傷後すぐにご来院されました。
立ち上がり動作や前かがみ動作で腰への負担が強く、日常生活動作にも支障が出ている状態でした。
また、過去に腰椎椎間板ヘルニアと診断された経験があるため、「ヘルニアが再発したのではないか」という不安も抱えて来院されました。
③ 身体の状態の確認
お身体の状態を確認すると、腰部だけでなく臀部や股関節周囲、体幹部にも強い緊張がみられました。
また、腰の下部(骨盤に近い部分)に押すと痛みがあり、前かがみの動作で痛みが強くなる状態でした。
これらの所見から、腰部周囲の筋肉や軟部組織への負担が強く、筋肉の損傷が疑われる状態と考えられました。
過去のヘルニアによる影響というよりは、突発的に筋肉へ強い負荷がかかったことによる「ぎっくり腰」の状態に近いと考えられます。
④ くめ鍼灸整骨院で行った施術
初期はハイボルテージ機器を用い、負担の強い筋緊張部位へアプローチを行いました。
その後、当院独自の手技である呼送法を用いて全身の筋肉バランスを整え、過緊張の緩和を図りました。
さらに動體肢法を用い、実際の動作に近い形で身体を動かしながら、腰だけでなく股関節や体幹が連動して動きやすい状態を目指して施術を行いました。
⑤ 施術後の経過

施術を重ねるにつれて、立ち上がり動作や歩行動作が徐々にスムーズになっていきました。
お仕事も継続しながら通院され、日常生活を維持しつつ回復に向かう経過となりました。
今回は負傷されてから早期にご来院いただけたこともあり、非常に順調で早い回復につながりました。
患者様からは「ヘルニアの影響かと思って不安だった」とのお話もありましたが、状態を確認しながら施術を進めることで安心して通院していただくことができました。
⑥ 今回の症例からわかること
強い腰の痛みが出現した際、過去の既往(ヘルニアなど)が原因ではないかと不安になりがちですが、実際には突発的な負荷による筋肉の損傷(ぎっくり腰)であるケースも少なくありません。
ぎっくり腰のような急性腰痛は、負傷してから我慢せずに、できるだけ早期に適切な施術を開始することが早期回復において非常に重要です。
過去の病名だけに囚われず、現在のお身体の状態を正確に見極め、痛めた直後から適切なアプローチを行うことが、長引かせずに改善するための鍵となります。
⑦ 同じようなお悩みの方へ
腰の負担やぎっくり腰のような症状は、日常生活や仕事に大きく影響することがあります。
特に過去に腰椎椎間板ヘルニアと診断された経験がある方は、不安を抱えながら過ごされるケースも少なくありません。
同じようなお悩みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。













