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【症例紹介】高校野球の盗塁で手首を負傷

2026年09月3日

こんにちは、くめ鍼灸整骨院の柔道整復師・鍼灸師の竹中です。

9月をイメージした月見と団子のイラスト

9月に入り、夏の暑さも少しずつ和らいでくる時期になりました。
スポーツをされている方にとっては、夏の大会や練習を終えて、次の目標に向けて身体を整えていく時期でもあります。

スポーツでは、普段の練習だけでなく、試合中の思わぬ動作によってケガをすることがあります。特に野球では、走る・投げる・打つといった動作に加えて、スライディングなどによって手や手首に大きな負担がかかることがあります。

今回は、高校野球にしっかり取り組んでいる高校生が、「盗塁時のスライディングで手首を負傷した症例」をご紹介します。


① 患者様の背景

高校野球に真剣に取り組んでいる高校生

患者様は高校生の野球選手で、日頃から高校野球の練習にしっかり取り組んでいました。

今回、試合中の盗塁でスライディングをした際、身体を支えるために手を地面へ勢いよくついたことで手首を負傷しました。


② 来院時のお悩み・状態

負傷後から手首に痛みがあり、特に手首の小指側に痛みを感じていました。

手首の小指側にあるTFCC部を示したイラスト

野球を続けるうえでも手首を使う場面が多いため、痛みを早く軽減したいとのことで来院されました。

スライディングの際に手を強く地面についたという負傷状況から、手首の小指側にあるTFCC(三角線維軟骨複合体)への負担も考えられる状態でした。


③ 身体の状態の確認

お身体の状態を確認すると、手首の小指側に明確な圧痛点がありました。

また、手首を小指側へ曲げる動作(尺屈)で痛みがみられました。

一方で、手首に軸方向の力を加えた際の痛みはなく、患部を叩いた際の痛みもみられませんでした。

負傷した状況や痛みの場所、手首の動きを確認したところ、TFCCに負担がかかっている可能性が考えられました。

TFCCとは?

TFCC(三角線維軟骨複合体)は、手首の小指側にある靭帯や軟骨などの組織が集まった部分です。

手首を安定させたり、手首を曲げ伸ばししたり、手をひねったりするときの動きを支える役割があります。

そのため、転倒して手を強くついたり、今回のようにスライディングで手を地面についたりすることで、TFCCに大きな負担がかかることがあります。

TFCCに負担がかかると、手首の小指側に痛みが出たり、手首を小指側に曲げる動作や、手をひねる動作などで痛みを感じたりすることがあります。


④ くめ鍼灸整骨院で行った施術

今回の症例では、負傷直後で炎症が考えられる状態だったため、まずハイボルテージ施術を行いました。

ハイボルテージによる電気刺激を患部に施し、負傷した手首の炎症や痛みに対してアプローチしました。

また、手首を安静に保つことも重要と考え、包帯による固定を行いました。

手首を固定することで、日常生活や動作の中で患部に繰り返し負担がかからないようにし、できるだけ安静を保つようお伝えしました。

※ハイボルテージ施術について詳しくはこちら
ハイボルテージ施術について詳しく案内する、くめ鍼灸整骨院の関連ページへのリンク画像


⑤ 施術後の経過

2回目の来院時には、手首の痛みがかなり軽減していました。

負傷した直後からハイボルテージ施術と固定によって患部への負担を抑え、状態を確認しながら施術を継続しました。

その後、数回の施術で痛みはほぼ消失し、順調に回復していきました。

スポーツへの復帰についても、手首の状態を確認しながら無理に負担をかけないよう注意し、競技に復帰する際に手首を保護できるよう、テーピングの方法も指導しました。


⑥ 今回の症例からわかること

今回のように、スライディングで手を強く地面につくなど、手首に大きな衝撃が加わった場合には、手首の小指側にあるTFCCに負担がかかることがあります。

TFCCは、手首の小指側にある組織で、手首の安定性や動きに関係しています。

特に、

  • 手首の小指側が痛い
  • 手首を小指側へ曲げると痛い
  • 手をついた後から手首が痛い
  • 野球などで手首を繰り返し使っている

といった症状がある場合には、手首の状態を確認することが大切です。

ただの「手首の捻挫」と思っていても、負傷した状況や痛みの場所によっては、TFCCなど手首の組織への負担が関係している可能性もあります。


⑦ 同じようなお悩みの方へ

スポーツ中のケガは、痛みを我慢しながら競技を続けることで、患部への負担が繰り返されてしまうことがあります。

特に高校生のスポーツ選手は、練習や試合が続くことで「休めない」と考えてしまうこともあるかもしれません。

今回の患者様も、盗塁という一つの動作をきっかけに手首を負傷しましたが、早い段階で状態を確認し、患部への施術と固定によって負担を抑えることで、早期の症状軽減につながりました。

野球やその他のスポーツで手首を痛めてしまった方、手首の小指側に痛みが続いている方は、お気軽にご相談ください。

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くめ鍼灸整骨院では、実際の症例をもとに、ケガの原因や身体の状態、施術内容についてご紹介しています。

スポーツによるケガでお悩みの方は、ぜひ他の症例もご覧ください。

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